こんにちは。ひのです。
当サイトでは、社労士資格の取得を推奨しています。
関連記事:社労士資格を取れば人生が変わります!現役社労士が理由を解説!
社労士試験の勉強を始めようと思った時にまず一番はじめに悩むのが、独学で勉強するか、通信講座を受講して勉強するかではないでしょうか。
この記事では、独学と通信講座のメリット・デメリットを挙げながら比較していきたいと思います。

手軽に始められるのは独学だけど、社労士に合格もしたいし悩みますよね。
ぜひ、最後までお付き合いください。
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この記事の執筆者の信頼性

僕はひのと言います。市販テキストと通信講座の両方を使って社労士試験に3回挑戦し、令和元年度に合格しました。現在は同じ会社の総務部門で働く勤務社労士です。
【主な保有資格】
社会保険労務士(全国社会保険労務士会連合会 登録)
ファイナンシャルプランナー2級(日本FP協会 登録)
合格までに3回の受験と、通信講座を利用しての2年半の勉強期間を経ています。この勉強経験を通じて、自分がもっとこうしていれば効率的に勉強できたという後悔がたくさんあります。

その経験を踏まえてお答えさせていただきます。
【結論】社労士の勉強、独学か通信講座かは『3つの質問』で決まる

先に結論からお伝えします。独学と通信講座のどちらを選ぶべきかは、次の3つの質問にどう答えるかでほぼ決まります。
| 質問 | はい | いいえ |
|---|---|---|
| ①社労士試験の勉強を、これから1年以上続ける覚悟が固まっているか | 通信講座が有利 | 独学から試すのもあり |
| ②平日にまとまった勉強時間を1日2時間以上確保できるか | 独学でも戦える | 通信講座で時間を買う |
| ③労働経済や白書などの統計資料を、自分で調べて整理できるか | 独学でも戦える | 通信講座が有利 |
3つのうち2つ以上が「いいえ」なら、通信講座を選んだほうが結果的に近道になります。逆に3つとも「はい」に近いなら、独学から始めても十分に勝負できます。

僕は3回受験するなかで市販テキストと通信講座の両方を使いましたが、決め手になったのは「費用」ではなく「改正と白書に自分で追いつけるかどうか」でした。
この記事では、この3つの質問がなぜ効いてくるのかを、費用・合格率・科目別の得点データという実際の数字で裏づけしながら解説していきます。
社労士の独学と通信講座を10項目で比較

まずは全体像です。独学と通信講座の違いを、判断に直結する10項目で並べました。
| 比較項目 | 独学 | 通信講座 |
|---|---|---|
| 費用の目安 | 2万〜4万円程度 | 6万〜15万円程度 |
| 教材を選ぶ自由度 | ◎ 書店で手に取って選べる | △ 申込前は中身を確認しにくい |
| 学習の効率 | △ 自分で順序を組み立てる | ◎ カリキュラムが用意されている |
| 講義(音声・動画) | × 原則なし | ◎ 標準で付く講座が多い |
| 法改正への対応 | △ 自分で情報収集が必要 | ◎ 改正情報が届く |
| 白書・労働経済対策 | × もっとも苦しいところ | ◎ 専用教材や講座がある |
| 質問できるか | × できない | ◎ 回数制限つきで可能な講座が多い |
| スキマ時間の活用 | △ テキスト中心になりがち | ◎ スマホ完結型の講座もある |
| 合格後のフォロー | × なし | ○ 交流会や支部組織がある講座も |
| 向いている人 | 学習習慣がすでにある人 | 短期で確実に合格したい人 |
こうして並べると、独学が明確に勝っているのは「費用」と「教材選びの自由度」の2つだけだとわかります。
ただし、この2つは軽い項目ではありません。特に費用は、社労士試験に挑戦するかどうかを決める最初のハードルそのものです。次の章から、それぞれを数字で確かめていきます。
社労士の合格率から見る『独学の壁』

独学か通信講座かを考える前提として、社労士試験がどれくらいの試験なのかを数字で押さえておきましょう。

直近4年度の合格率は次のとおりです。令和6年度に6.9%まで上がったあと、令和7年度は5.5%に下がりました。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和4年度(第54回) | 40,633人 | 2,134人 | 5.3% |
| 令和5年度(第55回) | 42,741人 | 2,720人 | 6.4% |
| 令和6年度(第56回) | 43,174人 | 2,974人 | 6.9% |
| 令和7年度(第57回) | 43,421人 | 2,376人 | 5.5% |
出典:厚生労働省の合格発表資料
4年平均でおよそ6.0%で、20人受けて1人が受かるかどうかという水準です。
ここで見落としてはいけないのが、社労士試験の合格率の低さは「総得点が足りない」からではなく「1科目でも基準点を割ると落ちる」からだという点です。
この「各科目◯点以上」が、いわゆる足切りです。総得点で十分に上回っていても、1科目が基準に届かなければその年は不合格になります。

僕は1年目に、択一式で36点しか取れなかったうえに選択式で3科目の足切りを受けました。総得点を伸ばす勉強しかしていなかったのが原因です。
なお、各科目の基準点に届いた受験者が5割に満たない科目は、基準点を引き下げる補正(いわゆる救済)が行われます。ただし引き下げ後の該当者が7割以上になる場合などは補正されません。
つまり「難しい科目は救済されるだろう」と当て込んだ勉強は成立しないということです。ここが独学でもっとも読み違えやすいところだと感じています。
合格率だけでなく他資格との比較や必要な勉強時間まで含めた難易度は、【2026年】社労士の難易度は?合格率・勉強時間・他資格比較で現役社労士が解説でくわしくまとめています。
社労士試験を独学で勉強する

「独学」というのは、主に書店等で販売されている社労士試験対策本などを利用して、本試験に臨むことをいいます。
独学でも合格されている方はいらっしゃいますし、僕も合格年はユーキャンの「速習レッスン」という書店で販売されているテキストで勉強しました。

書店で販売されている対策本でも、十分に合格は可能と言えると思います。
社労士独学勉強のメリット
僕が考える「独学」のメリットは次のとおりです。
少し、詳しく見ていきましょう。
①とにかく安い
独学は何と言っても安いですね。テキスト問題集が大体各3000円程度ですので、その他の1問1答集などを揃えたとしても、1万円程度でテキスト類は揃います。
令和8年度(第58回)の受験手数料は15,000円(非課税)なので、1年目の総費用は2.5万〜3.5万円程度に抑えられます。通信講座を利用すると安くても6万円前後、高いと十数万円はしますので、コスト的には相当安いですよね。

社労士を勉強してみたいけど続くかどうかは不安だなぁ・・・
と思われてる方にとっては、独学という選択肢はありかなと思います。
②テキストを吟味できる
実際に書店に販売されているものを手に取りながら選ぶことができるので、自分にあっているかどうかを判断しやすいというところもあると思います。
また問題集とセットで購入されると思いますが、それらも好きな組み合わせで購入可能なので、自分の好みに合わせて柔軟にテキストを選べるというのが良いですね。

通信講座でも、ネットである程度テキストの中身を公開しているところもありますが、やはり実際に手に取る方がわかりやすいかなと思います。
社労士独学勉強のデメリット
独学のデメリットとして考えられるのは次の3つです。

少し詳しく見ていきたいと思います。
①勉強時間が長くなりがち
独学に比べて通信講座は、お金がかかる分、音声講義であったり動画講義であったり効率的に勉強するために様々な工夫がなされています。
反面、独学では基本的にはテキストのみを使用しての学習となるためどうしても理解するスピードは遅くなりがちです。
結果的に試験対策にかかる時間は長くなってしまうことが予想されます。

通信講座を利用した方が社労士試験の勉強開始から合格ラインに達するまでに1年程度必要と言われていますので、独学だとあくまで一般的な話としてですが1年〜2年程度はかかるかも知れません。
②改正事項や白書対策などの最新情報に弱い
テキストは基本的に年1回改訂されて出版されています。また、社労士試験は試験日や合格日の関係からテキスト類は11月ごろに発行されるものが多いです。
社労士試験の試験出題の法律は、試験が行われる年の4月時点のもので行われますので、約半年分の改正が反映されていないことになります。
これらを全て自分で情報収集して勉強していく必要がある点においてデメリットとなります。
③わからないところを聞けない
勉強を進めていくと必ずテキストを読んだだけでは理解できない部分が出てきます。年金制度などは難解なため尚更聞かないとわからないことも増えてくるでしょう。
独学だと、こう言ったわからないところも自己解決する必要があります。わからないまま本試験を迎えるというのはリスクが大きいです。
ネットで調べたり、きいたりとなかなか骨が折れると思います。
ここも独学のデメリットと言えますね。
社労士独学勉強のまとめ
僕が独学をおすすめするのは、以下のような方です。
【社労士独学をおすすめする人】
①とにかく社労士にチャレンジしてみたい人
②勉強は自分である程度進められる人
③勉強する時間はある程度確保できる人
独学の安さは、挑戦へのハードルの低さでもあります。ちょっとでもやってみようかなと思った時に、気軽に社労士試験への入り口に立てるというのがいいですね。
そのまま独学を続けられるのならばそのまま続けて、もしもっと本気でやりたいということであれば通信講座に切り替えてもいいですし。
そういう意味では、一度独学でやってみるというのもいいかも知れませんね。
独学がもっとも詰みやすい3科目

では、具体的にどの科目で足切りが起きているのか。令和7年度(第57回)の選択式について、厚生労働省が公表した科目別の得点状況を見てみましょう。

解答者42,602人の平均点です。棒が薄い3科目が、実際に基準点の引き下げ補正が行われた科目にあたります。
| 科目 | 平均点 | 3点以上の割合 | 2点以上の割合 | 補正 |
|---|---|---|---|---|
| 労基・安衛 | 2.8点 | 60.5% | 81.9% | なし |
| 労災 | 2.1点 | 34.2% | 68.0% | あり |
| 雇用 | 3.0点 | 62.7% | 79.3% | なし |
| 労一 | 2.0点 | 31.1% | 64.6% | あり |
| 社一 | 1.9点 | 28.7% | 60.7% | あり |
| 健保 | 3.2点 | 68.6% | 85.1% | なし |
| 厚年・国年 | 2.7点 | 55.8〜57.8% | 78.7〜80.8% | なし |
出典:厚生労働省が公表した令和7年度試験の得点状況資料
労一・社一・労災の3科目だけが平均2.1点以下に沈んでいます。この3科目に共通するのは、テキストを読み込んでも点が伸びにくいという性質です。
特に④は構造的な問題です。選択式では労一と社一がそれぞれ独立した1科目(各5点)で、合計10点=選択式全体の25.0%を占めます。
一方の択一式では2科目が合体して10点=14.3%にとどまります。

つまり労一と社一は、択一式より選択式のほうが3科目分の重みを持っているということです。ここを独学の後回しにすると、足切り1点で1年を失います。
実際、令和7年度の択一式では一般常識の平均点は4.2点で、基準点の4点を上回っています。択一式では取れているのに、選択式だけで落ちているのが労一・社一の怖さです。
通信講座を選ぶ最大の実利は、この白書・労働経済の対策を教材として用意してもらえる点にあります。逆に言えば、ここを自力で組み立てられる人は独学でも十分に戦えます。
労一と社一の具体的な対策は、社労士の労一・社一対策!「ひどい」と言われる理由と足切り回避法を3回受験した僕が解説にまとめました。足切りが不安な方はあわせてどうぞ。
独学で進めるなら!本試験から逆算した組み立て方

独学を選ぶ場合、いちばん難しいのは、
「何を、どの順番で、いつまでに」
を自分で決めなければならない点です。ここは通信講座がカリキュラムとして提供している部分にあたります。
例えば、令和8年度(第58回)の本試験は2026年8月23日(日)です。ここから逆算した組み立て方の一例を示します。
| 時期 | やること | 目安の到達点 |
|---|---|---|
| 9月〜12月 | テキストを労働科目→社会保険科目の順に1周。分からない箇所は付箋を貼って進む | 全科目の全体像がつかめている |
| 1月〜3月 | 科目ごとに過去問を解く。テキストに戻って該当箇所を確認する | 過去問の正答率が6割前後 |
| 4月〜5月 | 法改正情報の確認。横断整理(似た制度を科目をまたいで比較) | 数字と要件を混同しなくなる |
| 6月〜7月 | 模試を受ける。間違えた問題だけを繰り返す | 択一式で45点前後 |
| 8月(直前期) | 白書・労働経済の数値確認。選択式の演習 | 労一・社一で3点を安定して取れる |
合格に必要な勉強時間は一般に800〜1,000時間程度とされます。9月から始めて1日2時間を確保できれば、本試験までに約700時間。週末に上積みしてようやく届く計算です。

僕は1年目、2月に申し込んで6か月・約360時間で受験しました。今から振り返れば、絶対量が足りていませんでした。
過去問は『周回数』ではなく『説明できるか』で判断する
独学でもっとも陥りやすいのが、過去問の周回数を目標にしてしまうことです。
僕の2年目は過去問を10周しましたが、択一式は43点で合格基準点に2点届きませんでした。選択肢を見た瞬間に答えの記号は浮かぶのに、なぜ誤りなのかを説明できない状態だったのが原因です。
【過去問の使い方の目安】
◯ 誤りの選択肢について「どこが、どう違うか」を口に出して言える
◯ 正解した問題でも、根拠条文や数字を思い出せる
× 何周したかを数えている
× 答えの記号を覚えている
社労士の模試は『受ける』より『解き直す』ほうが重要
3年目の僕は、模試3回分を各5周し、あわせて横断整理に取り組みました。
結果は択一式47点で合格です。新しい教材を増やしたのではなく、手持ちの教材を深く使う方向に切り替えたのが効きました。
なお、ユーキャンのように模試が標準では付かない講座もあります。独学の場合はもちろん自分で申し込む必要があるため、5月ごろには受験先を決めておくと安心です。

模試は判定を見るためのものではありません。本試験と同じ時間配分で解く練習と、自分の穴を特定するための道具です。
科目ごとの具体的な進め方は、社労士の勉強法!合格までの効率的な学習を現役社労士が解説で解説しています。
社労士試験を通信講座で勉強する

「通信講座」というのは、アガルートやユーキャンをはじめとする資格通信予備校の社労士講座を受講して社労士試験対策をする方法です。
社労士通信講座のメリット
通信講座を利用するメリットは次のようなものが考えられます。
詳しく見ていきましょう。
①効率的に勉強できる
これが一番大きいですね。各会社ともいろんな工夫を行って、試験対策を充実させています。

僕が一番嬉しかったのは音声講義です。
通勤のスキマ時間をインプット学習に当てられて、耳で聞くと記憶の定着率もよく、本当に良かったです。
その他にも、スマホでテキストを閲覧できたり、問題が解けたり、解説講義を視聴できたりとサービスの充実はやはりすごいです。
②最新情報の提供がある
改正事項や労働白書対策などはなかなか自分で行うことは難しいです。
自分で逐一厚生労働省のHPなどで確認すると言っても手間であるし、その中から試験的に重要なものを選別するのもなかなか個人では難しいものがあります。
その点、通信講座では定期的に刊行物などが送付されてその辺りの情報を集約してくれるので、受験勉強に集中できます。
③社労士合格後のフォローもある
これは申し込みをする予備校にもよると思いますが、合格後にその通信講座を利用して合格した方々のグループが作られていて、交流会などを開催しているところもあります。
僕が受けたユーキャンにも修了生向けの支部組織があり、地域ごとに交流の場が設けられていました。
社労士受験生にとって、合格後にどう言ったキャリアを歩んでいくかなど非常に気になるところだと思います。

こう言った交流会があれば、諸先輩方に話を聞きながら、自分の進むべき道を検討できるのではないでしょうか。

① 徹底的に社労士試験対策をしたいなら
➡︎ アガルート
② 社労士初学者向けなら
➡︎ ユーキャン
③ 効率的に社労士試験対策したいなら
➡︎ クレアール
④ 社労士の合格実績と講義の質なら
➡︎ フォーサイト
⑤ 社労士の通信講座をコスパで選びたいなら
➡︎ スタディング
⑥ 業界初の月額制サービスのコスパで選ぶなら
➡︎ 山川社労士予備校
社労士通信講座のデメリット
僕が思う通信講座のデメリットです。
詳しく見ていきましょう。
①独学に比べて費用が高い
受験手数料を含めて2.5万〜3.5万円で始められる独学に比べると、6万〜15万円が価格帯である通信講座はやはり高いと言えます。
これは仕方のないことですが、社労士試験を受けてやるぞ!と決意をある程度固めないとなかなか支払いできる金額ではないですよね。
逆に、これだけ払ったんだから絶対に合格してやる!という気持ちを利用して勉強を進めていくのもいいかも知れませんね。
なお、下のページではコスパ最強の社労士通信講座について紹介していますので参考にしてください。
②自分に合う合わないを判断しにくい
事前にホームページなどである程度テキストや動画講義の確認ができるとは言え、やっぱり注文してみないと通信講座の全体は見えてきません。
資料請求などをして、調べてから通信講座を申し込むなどの多少の手間がかかるところはあるかも知れません。テキストなどはやっぱり自分に合ったものを選びたいので、講座の申し込みにもなかなかためらわれるところがありますね。

事前に資料請求、実績の確認、口コミなどの情報収集してから申し込みが必要ですね。
社労士通信講座のまとめ
通信講座は、以下のような方におすすめです。
【社労士通信講座をおすすめする人】
①社労士になってやるという決意が固い
②お金はかかってもいいから、なるべく短時間で合格したい
③合格後のフォローも受けたい
やはり通信講座は効率的に社労士合格への道を歩めることです。勉強の時間の短縮をお金で買っている感覚ですね。
また、合格後のフォローなども独学にはないメリットなので、通信講座を選ぶ際は合格後の面倒まで見てくれる講座かどうかも一つの検討材料かも知れません。
費用を正確に比較する ~独学は本当に安いのか~

独学の最大の武器は費用です。ただし「テキスト代だけ」で比べると実態を見誤ります。受験そのものにかかる費用も含めて並べてみましょう。
【令和8年度(第58回)試験の受験手数料】
15,000円(非課税)
これに加えて払込手数料が必要です。
・インターネット申込:418円
・郵送申込:203円+簡易書留350円+郵便料金
受験手数料は15,000円です。これは独学でも通信講座でも等しくかかります。そのうえで、通信講座の価格を並べたのが次のグラフです。

| 講座 | 価格(最安コース) | 特徴 |
|---|---|---|
| フォーサイト | 59,800円〜 | 全額返金保証あり。 上位コースは133,800円 |
| スタディング | 61,800円〜 | スマホ完結型 |
| ユーキャン | 74,000円 | 標準学習期間7ヵ月・添削11回 |
| 資格の大原(社労士24) | 79,800円 | 講義を24時間に凝縮 |
| 山川社労士予備校 | 月額4,400円(税込) | WEB月額制で受け放題 |
ここに教育訓練給付の一般教育訓練(20%)が使える講座があります。ユーキャンの場合、74,000円が実質59,200円になります。

独学の2万円台と、給付を使ったあとの6万円台。差は4万円ほどです。これを1年ぶんの差と考えるか、1回ぶんの受験料と時間の差と考えるかで、答えが変わってきます。
見落とされがちなのが再受験のコストです。独学で1年落ちると、受験手数料15,000円と翌年度版テキスト代がもう一度かかります。
| ケース | 1年目 | 2年目 | 2年間の合計 |
|---|---|---|---|
| 独学で2年 | 2.5万〜3.5万円 | 2.5万〜3.5万円 | 5.0万〜7.0万円 |
| 通信講座で1年合格 | 7.5万〜9.5万円 | ― | 7.5万〜9.5万円 |
| 独学1年→通信講座で2年目 | 2.5万〜3.5万円 | 7.5万〜9.5万円 | 10.0万〜13.0万円 |
※テキスト・問題集代を1万〜2万円、受験手数料を15,000円、通信講座を6万〜8万円として合算した概算です。選ぶ教材と講座によって上下します。
独学が本当に安くなるのは「1〜2年で受かりきったとき」だけです。
3年かかると通信講座1年ぶんと大きく変わらなくなります。僕自身は3回受験しているので、この点は身をもって実感しています。

それだったら通信講座を受講して1年で受かるのが一番いいですよね。
社労士を本気で目指すなら、当サイトがおすすめの試験対策は通信講座の活用です。「フォーサイト社労士講座」は受講者が累計8万人を突破した講座。
これまで蓄積されたノウハウがあり、2025年度の合格実績は63.0%と実績抜群。受講料も他の通信講座よりリーズナブルなのでコスパの高い講座です。
↓↓社労士講座ならフォーサイト↓↓
↑↑ 受講生合格率63.0%(2025年度・フォーサ
費用と並んで気になる勉強時間については、社労士の勉強時間は1000時間?3回受験した僕の実際は1800時間で実データを公開しています。
各社が公表する合格率の読み方

通信講座を検討し始めると、各社が公表している合格率が目に入ってきます。ただしこの数字は、そのまま比べてはいけません。

| 対象 | 公表されている合格率 | 対象年 |
|---|---|---|
| 全国平均 | 5.5% | 令和7年度 |
| アガルート | 29.45% | 令和7年度 |
| スタディング | 30.00% | 令和7年度 |
| フォーサイト | 63.0% | 2025年度 |
【合格率を比べるときの注意】
各社の合格率は分母の取り方が会社ごとに違います。公式サイトの注記を並べると次のとおりです。
・フォーサイト:確認テスト・学力テストの条件を満たした受講生のうち、受験番号を提出した合格者数で算出
・スタディング:受講者アンケートの集計より算出
・アガルート:有料受講生の合格実績
全国平均の5.5%は受験者全員が分母なので、同じ土俵の数字ではありません。
同じ令和7年度・2025年度でありながら、スタディングの30.00%とフォーサイトの63.0%が倍ほど違うのは、実力や指導の差というより分母の定義が違うからです。
フォーサイトは確認テストと学力テストの条件を満たした受講生に絞っているため、分母がもっとも小さくなります。

数字そのものを疑う必要はありませんが、A社の63.0%とB社の29.45%を並べて「A社のほうが倍以上いい」と判断するのは誤りです。分母の定義を見てから比べてください。
それでも、どの講座も全国平均の5.5%を大きく上回っていることは事実です。途中で投げ出さずに走りきれば合格に届く設計になっているという点は、独学にはない安心材料だと思います。
なお、ユーキャンは合格率を公表していません。代わりに2015年から2024年までの10年間で1,483名の合格者を出したことを公表しています。
合格率を公表していないユーキャンをどう評価するかは、ユーキャン社労士講座の評判・口コミ|ユーキャンだけで合格できるか受講合格者が解説!で受講した立場から書きました。
白書・労働経済だけを講座で補う選択肢

「基本は独学で進めたいが、労一と社一だけが不安」
という方向けに、白書対策だけを単独で受けられる講座があります。
| 講座 | 内容 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| アガルート 白書対策講座 | 講義約4.5時間・テキスト1冊(講師:横井祐) | 16,280円 |
| 山川社労士予備校 白書完全マスター講座 | 講義60分×6回・テキスト約200ページ・巻末に予想問題を例年100〜130問 | テキスト+DVD 11,000円 WEB月額制 4,400円 |
アガルートの白書対策講座は2026年度版は2026年8月17日まで販売・視聴期限は2026年8月31日です。公式サイトでも「白書は独学では対応しにくい教材です」と説明されています。
山川社労士予備校は公式に「択一式では例年、労働経済の数値動向を中心に2〜4点分が出題されています」と述べています。
数千円から1万円台で、独学の一番の弱点だけを埋められるのがこの選択肢の利点です。

全部を通信講座に切り替えなくても、労一と社一だけを外注するという中間の選び方があります。独学にこだわりたい方には、これが現実的な落としどころだと思います。
白書対策講座を出しているアガルートそのものの評価は、アガルート社労士講座の評判口コミは?合格率・デメリット等を現役社労士が徹底レビューにまとめています。
独学から通信講座に切り替えるべき5つのサイン

独学で始めること自体は、まったく悪い選択ではありません。問題は、切り替えどきを逃して同じやり方で2年目・3年目に入ってしまうことです。
僕の経験と、受験生の方からいただく相談をあわせて、切り替えを考えたほうがいいサインを5つ挙げます。
【通信講座への切り替えを検討すべきサイン】
①過去問を回しているのに、答えを覚えているだけで理解できていない
②選択式の労一・社一で、模試のたびに2点以下が続く
③法改正の情報を、どこで確認すればいいか分かっていない
④勉強時間は取れているのに、択一式が40点前後で頭打ちになっている
⑤2年目の勉強を、1年目と同じ教材・同じ順序で始めようとしている
①答えを覚えているだけになっている
僕の2年目がまさにこれでした。過去問を10周しましたが、選択肢を見た瞬間に答えの記号が浮かぶだけで、なぜその答えになるのかを説明できませんでした。
結果は択一式43点で、合格基準点まであと2点。周回数を増やす方向の努力は、ある地点から効かなくなります。

3年目は模試3回分を各5周して横断整理に切り替えたところ、択一式47点で合格できました。教材を変えたのではなく、やり方を変えたのが効きました。
②労一・社一が模試で2点以下から動かない
前の章で見たとおり、この2科目は市販テキストだけでは埋めにくい範囲から出ます。
模試で2回続けて2点以下なら、教材側の問題を疑ってください。
③法改正の追い方が分かっていない
社労士試験は、その年の4月時点で施行されている法令から出題されます。令和8年度は令和8年4月10日(金)現在施行のものが対象です。
テキストは年1回の改訂なので、改訂後に成立した改正は自分で拾う必要があります。ここに不安があるなら、情報が向こうから届く仕組みを買ったほうが確実です。
④択一式が40点前後で止まっている
択一式の合格基準点は、直近では42〜45点で推移しています。
40点前後で頭打ちになっているなら、残りの数点はいま手をつけていない範囲にあります。
⑤2年目を1年目と同じやり方で始めようとしている
これがもっとも危険なサインです。1年目に落ちた原因を特定しないまま同じ教材を開くと、同じ結果になります。

もし独学で1年やってみて手応えがなかったなら、その1年は無駄ではありません。何が足りなかったかを知ったうえで講座を選べるので、むしろ選択の精度は上がります。
仕事と両立しながら何年かかるのかは、働きながら社労士は何年かかる?3回受験した現役社労士がリアルな年数を解説でくわしく書いています。
タイプ別 ~あなたはどちらを選ぶべきか~

ここまでの内容を、状況別に整理しました。ご自身に近いものを探してみてください。
| あなたの状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| まず社労士がどんな試験か知りたい | 独学 | 数千円のテキスト1冊で全体像がつかめる |
| 学習習慣がすでにあり、他資格の合格経験もある | 独学 | 自分で計画を組める人は費用差がそのまま得になる |
| 勉強時間が1日1時間しか取れない | 通信講座 | スキマ時間を講義音声で使える設計になっている |
| 1年で決めきりたい | 通信講座 | カリキュラムの順序を自分で考える時間を省ける |
| 独学2年目で、労一・社一が伸びない | 白書対策講座のみ追加 | 1万円台で最大の弱点だけを埋められる |
| 1年目に択一式が40点未満だった | 通信講座 | 基礎の抜けが広いため独力での特定が難しい |
| 費用を最優先したい | 独学 | ただし3年かかると講座1年ぶんと差がなくなる |

迷ったときは、まず資料請求だけしてみるのをおすすめします。教材の中身を見てから決めれば、通信講座の最大のデメリットである「合う合わないが事前に分からない」がかなり解消できます。
資料請求から始めたい方は、クレアール社労士講座の評判・口コミは?やめとけと言われる理由と料金を現役社労士が解説もあわせてご覧ください。
社労士の独学と通信講座に関するよくある質問
社労士は独学か通信講座かまとめ
社労士試験受験にあたって、独学と通信講座のメリットデメリットを見ていきました。独学が良いのか通信講座が良いのかではなく、ご自身に合った社労士試験対策を選択するようにしてください。
どちらを選ぶにしても少しずつ継続できれば、社労士合格への道が見えてきます。
焦らず頑張りましょう!













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