こんにちは。ひのです。
社労士って、実際どのくらい難しいの?
社労士を目指そうと思ったとき、まず気になるのがこの難易度ですよね。合格率5〜7%という数字だけを見ると、正直ひるんでしまうかもしれません。
結論からお伝えすると、社労士試験は「正しい努力を続ければ、働きながらでも合格できる」試験です。

実際、法律初学者のサラリーマンだった僕でも、3回目の挑戦で令和元年度に合格できました。
この記事では、合格率や勉強時間といったデータで見た難易度から、社労士が「難しい」と言われる本当の理由、そして最短で合格を引き寄せる対策法までをまるごと解説します。
まずは全体像をつかみましょう。
| 項目 | 社労士試験のポイント |
|---|---|
| 合格率(令和7年度) | 5.5%(受験43,421名/合格2,376名) |
| 例年の合格率 | 5〜7%前後の難関国家資格 |
| 必要な勉強時間 | 800〜1,000時間が目安 |
| 試験日 | 毎年8月第4日曜(年1回) |
| 受験資格 | あり(学歴・実務経験・国家資格合格など) |
| 最大の関門 | 科目ごとの基準点(足切り)+救済措置 |
| 対策の近道 | 通信講座で重要論点に集中するのが王道 |

数字だけ見ると身構えますが、社労士の難しさの正体は「合格率」ではなく「足切り」にあります。ここを理解すると対策の方向性が一気に見えてきますよ。
関連記事:社労士独学おすすめテキストを現役社労士が比較解説!
社労士の難易度は、あなたに合った勉強法を選べるかで大きく変わります。4つの質問に答えて、独学と通信講座のどちらが向いているかをチェックしてみましょう。
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Q1. 法律の勉強は初めてですか?
Q2. 勉強の自己管理(計画・継続)は得意ですか?
Q3. 法改正・白書対策を自分で追いかける自信は?
Q4. 合格までにかけられる期間は?
- この記事の執筆者の信頼性
- 社労士試験の難易度を一言でいうと?
- 偏差値・難易度ランキングでの社労士の位置づけ
- 社労士が『難しい』と言われる3つの理由
- 社労士試験の合格基準点と救済措置の仕組み
- そもそも社労士試験とは?難易度を知る前に押さえたい基本
- 科目別に見る社労士試験の難易度と攻略のコツ
- 3回受験した僕が感じた社労士試験の『本当の難しさ』
- 社労士試験の勉強スケジュール【8月本番から逆算】
- 『社労士は難しすぎてやめとけ』は本当か?
- 社労士の難易度を乗り越えた合格者に共通する3つのこと
- 社労士の難易度を下げる対策【独学 vs 通信講座】
- 社労士の難関を最短突破するおすすめ通信講座
- 高い難易度に見合う社労士資格の本当の価値
- よくある質問(FAQ)
- 社労士試験の難易度・おすすめ対策まとめ
この記事の執筆者の信頼性

僕はひのと言います。令和元年度の社会保険労務士試験に合格した現役社労士で、現在は企業の総務部門で給与計算や社会保険事務を担当しています。
【主な保有資格】
社会保険労務士(全国社会保険労務士会連合会 登録)
ファイナンシャルプランナー2級(日本FP協会 登録)
社労士試験には3回の受験と、通信講座を使った2年半の勉強期間を経て合格しました。
合格までの苦労も、途中で心が折れかけた経験も一通りしています。だからこそ、これから挑戦する方の「難易度への不安」に、実体験ベースでお答えできると思っています。

この記事は監修ではなく、実際に受かった僕自身が書いています。等身大の目線でお伝えしますね。
社労士試験の難易度を一言でいうと?

僕が考える社労士試験の難易度は、
法律初学者の一般的なサラリーマンが、1年間しっかり勉強して合格レベルに届く程度
です。
なぜそう言えるかというと、まさに僕自身が「法律初学者の一般的なサラリーマン」だったからです。合格までにトータル2年半かかりましたが、勉強を始めて1年が経った頃には、合格レベルの知識には到達していました。
1日あたりの勉強時間は、平均するとおよそ2時間ほどです。

生まれ持った才能は関係ありません。社労士試験は「正しく努力した人」が受かる試験です。
社労士の合格率は他資格と比べてどれくらい難しい?
資格の難易度の目安としてよく使われるのが合格率です。
まずは、社労士とよく比較される主要な国家資格の合格率を、直近年度でグラフにしてみました。

こうして並べると、社労士の合格率5.5%は、宅建士(18.7%)や行政書士(14.54%)と比べてかなり低く、司法書士(5.2%)に迫る水準だとわかります。

単純な合格率で見れば、社労士は「狭き門」の部類に入ります。
参考に、社労士試験の合格率の推移も見ておきましょう。近年はおおむね5〜8%で推移しています。
| 実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和3年 | 37,306名 | 2,937名 | 7.9% |
| 令和4年 | 40,633名 | 2,134名 | 5.3% |
| 令和5年 | 42,741名 | 2,720名 | 6.4% |
| 令和6年 | 43,174名 | 2,974名 | 6.9% |
| 令和7年 | 43,421名 | 2,376名 | 5.5% |

ただ、合格率の低さは「見かけ」の部分も大きいんです。社労士の受験者の多くは働きながら勉強している社会人。専業受験生が多い試験とは、単純に合格率だけで比べられません。
つまり、他人の合格率に一喜一憂するより、「自分がどれだけ勉強すれば合格レベルに届くか」に集中するほうがずっと大切、というのが僕の実感です。
社労士合格に必要な勉強時間は?他資格と比較

資格の難易度を測るもうひとつの物差しが勉強時間です。
社労士試験の合格に必要な勉強時間は、一般に800〜1,000時間が目安とされています。1日2〜3時間の勉強を、およそ1年続けるイメージです。他資格と比べると、次のようになります。
関連記事:働きながら社労士は何年かかる?3回受験した現役社労士が解説

宅建士(約300時間)や行政書士(約800時間)と比べると社労士は多め。
ただし司法書士(約3,000時間)のような超長期戦ではありません。「働きながら1年〜1年半で狙える現実的な難関資格」というのが社労士のポジションです。

通信講座を使うと、重要論点に絞れるぶん、この勉強時間を1,000時間→800時間くらいに圧縮できる感覚があります。
関連記事:社労士合格のため本当に必要な勉強時間は?1日何時間勉強すれば良い?
社労士は、通信講座選びが合否を分けます。現役社労士の僕がとくにおすすめするのは次の3社です。ぜひ受講をご検討ください。
・社労士人気ナンバーワン(2025年度 受講生合格率63.0%)
⇒『フォーサイトの社労士講座』
・驚異の社労士本試験カバー率(令和7年 合格率29.45%/全国平均の約5倍)
⇒『アガルートの社労士講座』
・満点を目指さず合格を目指す「非常識合格法」
⇒『クレアール社労士講座』
偏差値・難易度ランキングでの社労士の位置づけ

資格の難易度ランキングでは、社労士は偏差値60〜65前後に位置づけられることが多いです(※偏差値は各予備校・資格情報サイトが独自に示す目安で、公式の数値ではありません)。
他資格とざっくり比べると、一般的には次のような並びで語られます。
| 資格 | 難易度の目安 | 合格率の目安 | 勉強時間の目安 |
|---|---|---|---|
| 司法書士 | 非常に高い | 約5% | 約3,000時間 |
| 社労士 | 高い | 5〜7% | 800〜1,000時間 |
| 行政書士 | やや高い | 10〜15% | 約800時間 |
| 宅建士 | 標準 | 15〜18% | 約300時間 |
一般的な難易度の並びとしては、
司法書士 > 社労士 > 行政書士 > 宅建士
と語られることが多く、社労士は法律系資格のなかでも上位の難関に入ります。

数字の並びに圧倒されなくて大丈夫。難しさの中身を分解すれば、対策のしようはいくらでもあります。次でその“中身”を見ていきましょう。
関連記事:社労士を大学で例えると難易度や偏差値は?合格するコツと対策
社労士が『難しい』と言われる3つの理由

合格率や偏差値の裏側にある、社労士試験ならではの「難しさの正体」は次の3つです。
詳しく見ていきましょう。
社労士が難しい理由① 科目ごとの基準点(足切り)がある
社労士試験最大の関門がこれです。
総合点が合格ラインを超えていても、1科目でも基準点(足切りライン)を割ると不合格になります。とくに選択式は各科目5点満点中3点以上が原則で、1問のミスが命取りになります。


僕も何回も経験がありますが、選択式で知らない問題が出た瞬間、頭が真っ白になります。この取りこぼしの怖さこそ、社労士の体感難易度を押し上げている正体です。
社労士が難しい理由② 出題範囲がとにかく広い
労働基準法・労災・雇用保険・健康保険・国民年金・厚生年金…と、社労士試験は10科目にまたがる膨大な範囲を扱います。
どれか1科目でも捨てられないため、まんべんなく仕上げる必要があります。
社労士が難しい理由③ 毎年の法改正に対応し続ける必要がある
社労士が扱う法律は改正が頻繁で、試験でも毎年のように改正点が問われます。
独学だと、この法改正・白書対策を自分で追いかけるのが大きな負担になります。

逆にいえば、この3つに正しく対策できれば難易度はぐっと下がります。足切り対策・範囲の絞り込み・法改正、ここを外さないことが合格の鍵です。
社労士試験の合格基準点と救済措置の仕組み

社労士試験は選択式(40点満点)と択一式(70点満点)の2種類あります。
合格するには「総得点」と「各科目の基準点」の両方をクリアする必要があります。合格基準はその年の難易度で変動し、難しかった年は基準点が引き下げられる救済措置がとられます。
直近の合格基準点の推移は次のとおりです。
| 年度 | 選択式(救済科目) | 択一式(救済科目) |
|---|---|---|
| 令和7年 | 22点 (労災2・労一2・社一2) |
42点 (雇用3) |
| 令和6年 | 25点 (労一2) |
44点 (なし) |
| 令和5年 | 26点 (なし) |
45点 (なし) |
| 令和4年 | 27点 (なし) |
44点 (なし) |
| 令和3年 | 24点 (労一1・国年2) |
45点 (なし) |

目安としては選択式が各科目5問中3点、択一式が総得点42〜45点前後。とくに選択式の労一・社一は救済が入りやすい魔の科目と言われています。
この救済措置があるおかげで、1科目の基準点割れで泣いた人が救われる年もあります。
ただし救済は毎年あるとは限らないため、「どの科目も基準点を割らない」バランス学習が合格の大前提になります。
受験者で見る社労士試験のリアルな難易度
「難関資格」と聞くと専業受験生ばかりを想像しがちですが、社労士は働きながら合格する人が大多数の試験です。
合格者データを見てみましょう。
合格者は30代〜40代で約6割を占め、会社員・公務員・団体職員として働きながら合格する人が非常に多いのが特徴です。
また、女性合格者の割合が例年3割超と、他の難関国家資格(司法試験・行政書士は女性比率2割前後)に比べて高いのも社労士の特徴です。人事・総務など実務と親和性が高いことが背景にあります。

つまり社労士は「働きながらでも、社会人が現実的に狙える難関資格」。ここが弁護士・会計士のような専業前提の試験との大きな違いです。
関連記事:社労士のゼロから試験合格までのロードマップを解説!
短期間で合格を目指す場合の現実的な進め方は、【2026年】社労士は半年(6ヶ月)での合格は無理か?勉強スケジュール等解説にまとめています。
そもそも社労士試験とは?難易度を知る前に押さえたい基本

難易度を正しく判断するには、まず「社労士がどんな試験なのか」を知ることが近道です。
社労士試験の基本情報をまとめました。
社労士試験の日程・申込スケジュール
社労士試験は毎年8月の第4日曜日に、年1回だけ実施されます。
申込は例年4月中旬〜5月末まで。受験手数料を支払い、受験申込書を試験センターへ提出します。年1回しかないため、申込忘れは「1年の遅れ」に直結します。

チャンスが年1回というのも、社労士試験のプレッシャーを高める要因のひとつ。だからこそ、1年を計画的に使いたいですね。
社労士試験の受験資格【3つのパターン】
社労士試験は誰でも受けられるわけではなく、受験資格が必要です。多くの人が当てはまるのは次の3パターンです。
| パターン | 主な要件の例 |
|---|---|
| 学歴 | 大学・短大・高専(5年制)を卒業しているなど |
| 実務経験 | 労働社会保険諸法令に関する事務などに3年以上従事 |
| 国家資格 | 行政書士試験に合格しているなど |
注意したいのは、最終学歴が高卒までの方は、学歴要件を満たさないケースがあること。
その場合は、先に受験資格が不要な行政書士などに合格してから社労士に挑む、という順番がおすすめです。

「行政書士 → 社労士」の順は、法律の基礎固めにもなって一石二鳥。受験資格づくりと実力アップを同時に進められます。
社労士試験の出題科目と試験形式
社労士試験は全問マークシートです。
記述式がないぶん、書く力より「正確な知識と判断力」が問われます。試験は2部制です。
| 試験 | 形式・配点 | 試験時間 |
|---|---|---|
| 選択式 | 8科目・各5点=40点満点(空欄に語句を選ぶ) | 80分(午前) |
| 択一式 | 7科目70問=70点満点(5肢択一) | 210分(午後) |

とくに選択式は、先ほど解説しましたが各科目5問中3問を落とすと基準点割れ。1問の重みが非常に大きく、ここが社労士試験の「怖さ」の中心です。
択一式は210分の長丁場で、時間配分と集中力の勝負になります。
社労士試験の合格発表
合格発表は例年10月1日(令和8年度は2026年10月1日)。
8月下旬の試験から約1〜2か月空くため、合格ラインぎりぎりの受験生にとっては、そわそわと落ち着かない期間になります。
科目別に見る社労士試験の難易度と攻略のコツ

社労士試験の難しさは、科目ごとに性格が違います。
ざっくり傾向をつかんでおくと、対策の優先順位がつけやすくなります。
| 科目 | 難易度の傾向 | 攻略のコツ |
|---|---|---|
| 労働基準法・安衛 | 標準 | 判例と条文の趣旨をセットで理解 |
| 労災保険 | やや易 | 給付の全体像を図でおさえる |
| 雇用保険 | やや難 | 給付日数など数字要件を暗記 |
| 徴収法 | 易 | パターンが決まっており得点源にしやすい |
| 健康保険 | やや難 | 傷病手当金・保険料など頻出論点を反復 |
| 国民年金・厚生年金 | 難 | 制度が複雑。早めに着手し時間をかける |
| 労働一般常識(労一) | 最難 | 白書・統計対策。救済が入りやすい魔の科目 |
| 社会保険一般常識(社一) | 最難 | 範囲が広く対策しづらい。深追いしすぎない |

多くの受験生が泣くのが、選択式の「労一・社一」。範囲が広く対策しにくいぶん、ここで基準点を割ると総合点が良くても不合格になります。
攻略の基本方針は、「年金2科目に早く着手して時間をかける」「労一・社一は深追いせず、白書・統計の頻出だけを押さえる」こと。
満点を狙う試験ではなく、各科目で基準点を割らないバランス学習が、社労士合格の王道です。
関連記事:社労士の労一・社一対策 ~「ひどい」と言われる理由と足切り回避法を3回受験した僕が解説~
3回受験した僕が感じた社労士試験の『本当の難しさ』

ここで少し、僕自身の受験体験をお話しさせてください。難易度の肌感覚が伝わると思います。
僕は法律初学者のサラリーマンで、当時は月100時間を超える残業をしながらの挑戦でした。
1年目は基礎固めが甘く、選択式であっさり基準点割れ。2年目は択一の総合点は届いたのに、またしても選択式の1科目に泣きました。

選択式で知らない語句が並んだ瞬間の、あの血の気が引く感覚。1年間の努力が音を立てて崩れる映像が脳内再生されます……。
これが社労士の本当の難しさです。
3年目、僕は戦略を変えました。
この3点に絞ったことで、ようやく令和元年度に合格できました。
この経験から言えるのは、社労士試験は「地頭」より「戦略と継続」で決まるということ。正しい方向で努力を続ければ、働きながらでも必ず合格レベルに届きます。
社労士試験の勉強スケジュール【8月本番から逆算】
合格に必要な800〜1,000時間を、8月本番から逆算して配分すると、働きながらでも次のようなスケジュールが現実的です。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 9〜12月(基礎期) | 労働科目→社会保険科目の順にインプット。 講義を見たらその都度問題を解く |
| 1〜4月(実力養成期) | 過去問を中心に全科目を2〜3回転。 苦手科目をあぶり出す |
| 5〜6月(答練期) | 答練・法改正・白書対策。 模試で時間配分を体に入れる |
| 7〜8月(直前期) | 選択式の基準点対策と暗記の総仕上げ。 全科目を高速で総復習 |
僕が意識していたのは、「平日は通勤の音声講義+夜1時間、休日にまとめて演習」というリズム。
範囲が広い社労士試験は、短時間でも毎日触れて「忘れる前に思い出す」ことが、遠回りに見えて一番の近道でした。

通信講座なら学習スケジュールが最初から組まれているので、「今日は何をやるか」で悩まずに済むのも大きなメリットですよ。
『社労士は難しすぎてやめとけ』は本当か?

ネットで「社労士 難しすぎ」「社労士 やめとけ」といった言葉を見て、不安になった方もいるかもしれません。
結論から言うと、難しいのは事実だけれど、「やめとけ」は言い過ぎだと僕は思っています。
「社労士やめとけ」と言われる主な理由は、
このあたりに集約されます。でも、これらはどれも「正しく対策すれば乗り越えられる」ものばかりです。
①合格率の低さは、働きながらの受験生が多いことによる見かけの部分が大きい。
②勉強時間は通信講座で圧縮できる。
③「食えない」は社労士に限らずどの士業でも言われることで、営業と専門特化しだいです。

やる前から不安を並べて動かないのが、一番もったいない選択です。難易度は「正しく怖がって、正しく対策する」もの。必要以上に恐れる必要はありません。
実際、社労士資格は取得後の選択肢が広く、総務・人事でのキャリアアップ、勤務社労士、独立開業と道が多いのが魅力です。
難易度に見合うだけのリターンがある資格だと、僕は自信を持って言えます。
社労士試験の難易度は年によって変わる【難化・易化の傾向】
社労士試験は、年によって難易度が上下します。
とくに近年は、令和7年度(合格率5.5%)が「難しかった年」として受験生の間で話題になりました。選択式・択一式ともに合格基準点が引き下げられ、救済措置が入っています。
反対に、令和6年度は合格率6.9%とやや易しめでした。
このように合格率が1〜2ポイント動くだけで、体感の難易度は大きく変わります。ただ、僕たち受験生にできるのは「どんな年でも基準点を割らない実力をつけておく」ことだけです。

難化した年に泣かないためにも、ヤマを張らず全科目をまんべんなく仕上げておくこと。これが結局、どの年でも通用する最強の難易度対策です。
社労士の難易度を乗り越えた合格者に共通する3つのこと

僕自身の経験や、合格した仲間を見ていて感じる、難易度を乗り越えた人の共通点は次の3つです。
とくに③は大きいです。
「独学で頑張る自分」に酔ってしまうと、法改正や白書対策で足をすくわれがち。合格者は総じて、プライドより効率を優先して、最短ルートを選んでいます。

難易度が高い試験ほど、「正しい教材に素直に乗る」人が強いです。ここが独学と通信の合否を分けるポイントだと感じます。
社労士の難易度を下げる対策【独学 vs 通信講座】

ここまで見てきた「社労士の難しさ」は、勉強法しだいでかなり和らげられます。
独学と通信講座を比べてみましょう。
| 比較項目 | 独学 | 通信講座 |
|---|---|---|
| 費用の目安 | 1〜3万円 | 5〜15万円 |
| 重要論点の絞り込み | △ 自分で判断 | ◎ 教材が絞ってくれる |
| 法改正・白書対策 | △ 自分で情報収集 | ◎ 教材で提供 |
| 足切り対策 | △ 抜けが出やすい | ◯ 全科目バランス学習 |
| 向いている人 | 学習経験者・自己管理が得意 | 初学者・働きながら・確実に受かりたい |
僕は1年目から通信講座(ユーキャン)を持っていました。それでも2回落ちています。足りなかったのは教材ではなく、模試を受けること、法改正を追うこと、過去問を「答え」ではなく「理由」で解き切ることでした。

独学が不可能だとは思いません。ただ社労士は足切りがあるぶん、独学だと気づかないうちに捨て科目を作ってしまうリスクが高いんです。法改正と白書を自力で追う時間も、働きながらだとかなりの負担になります。
3年目、僕はその通信講座を使い切る設計に変えました。効いたのは、
の3点です。教材を替えたのではなく、使い方だけを変えて合格しました。
社労士の難関を最短突破するおすすめ通信講座

社労士の難易度を下げて最短で受かりたい
なら、通信講座選びが合否を分けます。現役社労士の僕がとくにおすすめするのは次の3社です。
・社労士人気ナンバーワン(2025年度 受講生合格率63.0%)
⇒『フォーサイトの社労士講座』
・驚異の社労士本試験カバー率(令和7年 合格率29.45%/全国平均の約5倍)
⇒『アガルートの社労士講座』
・満点を目指さず合格を目指す「非常識合格法」
⇒『クレアール社労士講座』

テキストの相性は合否を分けるので、気になる2〜3社を取り寄せて見比べるのが失敗しないコツですよ。
関連記事:社労士通信講座おすすめランキング|現役社労士が9社を徹底比較
他資格と迷っている方は、社労士と行政書士を合格率・年収・就職で比べたこちらも参考になります。
関連記事:社労士と行政書士はどっち?合格率・年収・就職で徹底比較!
高い難易度に見合う社労士資格の本当の価値

ここまで難易度の話を続けてきましたが、最後に大切なことをお伝えします。
社労士試験は難関資格ですが、その難しさに見合うだけの価値がある資格だということです。
社労士の価値① キャリアの選択肢が一気に広がる
社労士の試験範囲は、労働法や社会保険制度など、企業の人事・総務担当者なら知っておいて損のない知識ばかり。
社労士に合格すれば、総務・人事でのキャリアアップや、勤務社労士としての転職など、選択肢が大きく広がります。難関資格を突破したという事実そのものが、転職市場での強い武器になります。

僕自身、社労士に合格してから社内で見られる目が変わりました。「会社にしがみつくしかない」状態から抜け出せたのは大きかったです。
社労士の価値② 独立開業という道も選べる
社労士は独立開業ができる数少ない国家資格のひとつ。
顧問契約によるストック型の安定収入を積み上げられるのが魅力です。すぐに独立しなくても、「いつでも独立できる実力がある」という安心感は、働くうえで大きな心の支えになります。
社労士の価値③ 一生モノの専門性が手に入る
労働・社会保険の知識は、働く人すべてに関わるもの。
景気や年齢に左右されにくく、長く活かせる専門性です。難易度が高いからこそ希少価値があり、専門家として頼られる存在になれます。

難しい試験を乗り越えた先には、それだけの景色が待っています。難易度に臆せず、ぜひ一歩を踏み出してほしいです。
よくある質問(FAQ)
難易度をふまえて独学で挑むか通信講座を使うかを決めたい方は、費用と科目別データで比較した下の記事もどうぞ。
社労士試験の難易度・おすすめ対策まとめ
社労士試験は合格率5〜7%の難関ですが、難しさの正体は「科目別の基準点(足切り)」「広い範囲」「法改正」の3つ。ここに正しく対策すれば、働きながらでも十分に合格を狙えます。
資格試験の合格は、あくまでスタートラインの切符をもらうこと。難易度に臆せず、正しい努力で最短合格を目指しましょう。当サイトは頑張るあなたを全力で応援しています。

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