こんにちは。ひのです。
今日は「簿記2級を取れば(取れたら)転職は本当に有利になるのか」という、簿記2級の資格を手にした人がいちばん気になるテーマを本音で掘り下げます。
「簿記2級 転職」と検索して、「厳しい」「資格だけじゃ無理」なんて言葉が並ぶと、せっかく頑張って取った(取ろうとしている)資格が無駄なのかと、不安になりますよね。
その気持ち、すごくよく分かります。
僕は事業会社の総務で給与計算や社会保険の事務をしている人間で、すぐ隣の島で働く経理のメンバーとは、毎日のように伝票や仕訳をやり取りしてきました。
簿記2級を武器に未経験から経理へ飛び込んできた若手が、最初は数字に怯えながら半年で見違えるように育っていく姿も、何人も近くで見てきました。
白状すると、僕自身は20代のうちに動けなかった側の人間です。いつか転職しようと思いながら何もできず、気づけば30代。
そこから社労士試験に2年半(3回受験)かけて、ようやくキャリアを変えました。だから「資格を武器に新しい世界へ飛び込む怖さ」は、痛いほど分かるんです。

先に結論を言います。
簿記2級は、転職で十分に武器になります。とくに未経験から経理・会計の世界に入るなら、簿記2級は実質的な「入場券」です。
ただし「資格さえあれば誰でも受かる」わけではありません。
資格をどう見せるか、どの求人を狙うかで、結果ははっきり変わります。
まず結論から言いますと、簿記2級保有者の年収目安は約490万円(doda「資格別の平均年収」/目安)。そして未経験OKの経理・会計事務所求人の約2件に1件が、簿記2級を必須または歓迎条件にしています(MS-Japan・2025年1月時点)。
資格だけで内定が出るほど甘くはありませんが、簿記2級は「書類で落ちない」ための強力なパスポートになります。
簿記2級の転職は「求人選び」と「エージェント」で結果が変わる
簿記2級が活きる求人は数が多い分、残業や離職率の高い求人も紛れています。士業・管理部門に特化した転職エージェント『ヒュープロ』なら、簿記2級・未経験歓迎の経理求人を厳選して紹介してくれます。
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この記事の執筆者の信頼性

私「ひの」は、3度の社労士試験受験・2年半の試験勉強を経て令和元年度社労士試験に合格した、現役の社会保険労務士です。
【主な保有資格】
社会保険労務士(全国社会保険労務士会連合会 登録)
ファイナンシャルプランナー2級(日本FP協会 登録)
総務部門で給与計算・社会保険事務を担当(現役)
事業会社の総務部で給与計算・年末調整・社会保険手続き・労務を、いまも実務として担当しています。経理とは「管理部門の同志」として、伝票や仕訳のやり取り、決算期の残業を隣の島でずっと見てきた立場です。
正直に言うと、僕は税理士でも会計事務所の職員でもありません。ただ、社労士試験の前に簿記を勉強した経験があって、仕訳が分かるだけで経理メンバーとの会話がまるで変わったのを今でも覚えています。

だからこそ、簿記2級を武器に管理部門へ飛び込む人のリアルな目線で書けます。
簿記2級は転職に有利?簿記2級が「入場券」と呼ばれる理由
まず大前提として、簿記2級は転職市場で評価される人気資格です。
とくに経理・会計の分野では、「この人は会計の基礎が分かっている」という何よりの証明になります。
簿記2級が『経理の入場券』と呼ばれる理由
経理や会計事務所の求人では、応募条件に「日商簿記2級以上」と書かれているものが本当に多いです。
逆に言えば、簿記2級を持っているだけで応募できる求人の数が一気に増えるということ。これが「入場券」と呼ばれるゆえんです。
簿記3級でも「勉強しています」という姿勢は伝わりますが、書類で差をつけたいなら2級まで取っておくのが理想です。

簿記2級は、未経験者にとってまさに「経理への入場券」です。
僕も社労士の前に簿記を触りましたが、仕訳が分かるだけで経理メンバーとの会話がまるで変わりました。
勉強中でも「2級を勉強中です」と言えるだけで、印象がぜんぜん違いますよ。
データで見る:未経験可求人の約2件に1件が簿記2級を歓迎

簿記2級資格は本当に効くの?
という疑問に、データで答えましょう。
管理部門・士業特化のMS-Japanの公開データでは、未経験可の経理・会計事務所求人の約2件に1件が、日商簿記2級を必須または歓迎資格に挙げています(2025年1月時点)。
さらに求人数そのものも豊富です。主要な転職媒体で「簿記2級」を条件に検索すると、次のように多くの求人がヒットします。
| 媒体 | 簿記2級の求人数(目安) | 補足 |
|---|---|---|
| doda | 約2,819件 | 「簿記2級」での転職・求人検索 |
| 求人ボックス | 約49,341件 | 「簿記2級 正社員」の掲載求人 |
| Indeed・マイナビ転職ほか | 多数 | 税理士補助・会計スタッフ・経理など |

注目してほしいのは「未経験可なのに簿記2級を求める求人が約半分ある」という事実です。
つまり企業は「未経験でもいいから、せめて簿記2級くらいの基礎はある人がほしい」と思っているんです。
これ、資格を持っている人にとっては大きな追い風ですよ。
簿記2級で年収はどれだけ変わる?
せっかく資格を取るからには、年収にどう響くかは気になりますよね。
結論、簿記2級は「持っているだけ」でも年収の目安が上がり、上位資格や実務と組み合わせるとさらに伸びます。
【資格別】簿記2級で狙える年収の目安
まずは会計系の資格別に、経理の年収目安を見てみましょう。
| 保有資格 | 経理の年収目安 | 転職での評価 |
|---|---|---|
| 簿記3級 | 求人により評価 | 入口としては十分。学習意欲を示せる |
| 簿記2級 | 約490万円 | 未経験でも書類通過率が大きく上がる |
| 簿記1級 | 約600万円 | 即戦力候補として見られる |
| USCPA(米国公認会計士) | 約650万円〜 | 外資・大手の経理で強い武器になる |

簿記3級でも「勉強しています」という姿勢は伝わりますが、書類で差をつけたいなら2級まで。
そして2級で経理デビューしたあと、働きながら1級やUSCPAに進めば、年収の天井はさらに上がっていきます。資格は「積み上げ」が効くんです。
経理職の年収相場と「簿記2級の立ち位置」
次に、簿記2級の主戦場である経理職そのものの年収も見ておきましょう。
経理の平均年収は約427万円、月給換算で約36万円、未経験スタートの初任給は月22万円程度が相場です(求人ボックス・2026年5月時点/目安)。
そして経理は、一度実務を積めば年齢とともに着実に上がっていく職種です。経理職(会計事務従事者)の年代別の年収は次のとおりです。
| 年代 | 経理の平均年収(目安) |
|---|---|
| 20代 | 約337万円 |
| 30代 | 約443万円 |
| 40代 | 約489万円 |
| 50代 | 約515万円 |
参考:上記の年代別データは厚生労働省「賃金構造基本統計調査」にもとづく目安です。

初任給だけ見ると「思ったより高くないな」と感じるかもしれません。でも経理は、簿記2級で入って実務を積めば、30代で約443万円、40代で約489万円と右肩上がり。
簿記2級は、その上り坂のスタート地点に立つための切符なんです。
『簿記2級 転職 厳しい』は本当なの?そう言われる3つの理由
検索すると「簿記2級 転職 厳しい」という言葉が出てきて、不安になる人も多いはず。
結論を言うと、これは半分本当で半分は誤解です。厳しいと言われるのには、はっきりした理由があります。
厳しい理由① 経理の実務経験がないと評価されにくい
簿記2級は「知識の証明」であって「実務の証明」ではありません。
経験者向けの求人に未経験で応募すれば、実務経験のある候補者に競り負けてしまいます。

これは資格のせいではなく、求人の選び方の問題です。先ほど紹介したようにたくさん応募できる案件があるので、内容を吟味したいです。
厳しい理由② 簿記2級資格はあるがPCスキルが伴っていない
経理はExcelを毎日使います。
SUM・VLOOKUP・ピボットテーブルあたりのExcelスキルが使えると「実務でつまずかない人」と見てもらえます。
簿記2級があっても、実務に最低限必要なPCスキルをアピールできないと評価が伸びにくいのです。
厳しい理由③ そもそも求人選びを間違えている
「未経験歓迎」をきちんと選ばず、即戦力前提の求人にばかり応募して落ち続ける。
これが「簿記2級でも厳しい」と感じる最大の原因です。狙う求人を変えるだけで、結果は大きく変わります。

「簿記2級 厳しい」の正体は、たいてい求人選びのミスマッチなんです。
資格はちゃんと効いています。問題は「どの求人に、どう見せて応募するか」。ここを直すだけで、選考の通過率はぐっと上がります。
簿記2級で狙える職種(転職先の選択肢)
簿記2級が活きる転職先は、経理だけではありません。
会計の基礎が証明できる資格なので、選択肢は意外と広いのが特徴です。代表的な4つの職種を紹介します。
| 狙える職種 | 簿記2級の活き方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 経理(事業会社) | 日常経理〜決算まで会計知識が直結 | 腰を据えて専門性を積みたい |
| 財務 | 資金繰り・銀行折衝。経理経験後のステップ | お金を動かす側に行きたい |
| 会計事務所・税理士補助 | 記帳代行・申告補助で簿記が必須級 | 税務・会計の専門性を深めたい |
| 一般事務+経理補助 | 請求・経費精算など。未経験の入口 | まず実務に触れて経験を作りたい |
王道は事業会社などの「経理・財務」
もっとも簿記2級が活きるのが経理の職種です。
未経験からの経理職の入り方や年収の伸ばし方は、『未経験から経理に転職する方法を解説した記事』と『経理の年収を徹底解説した記事』で詳しくまとめています。
専門性で勝負するなら「会計事務所・税理士補助」
税務・会計を深めたいなら会計事務所も有力です。
ただし繁忙期の負荷など向き不向きもあるので、『会計事務所はやめとけ?の実態を解説した記事』もあわせて読むと、入る前にギャップを減らせます。
将来的に簿記1級や税理士・会計士まで視野に入れるなら、『公認会計士の年収を徹底解説した記事』もあるので見ておいてください。

「簿記2級=経理一択」と思い込まなくて大丈夫。会計事務所、財務、一般事務からの経理補助など、入口はいくつもあります。
大事なのは、まず実務に触れられる場所に入ること。
経験が1年つくだけで、次の選択肢が一気に広がります。
【年代別】簿記2級転職の年代による戦い方の違い
同じ「簿記2級で転職」でも、年代によって企業の見る目はまったく変わります。
自分の年代の戦い方をしっかり押さえて市場価値を高めましょう。
20代 『簿記2級+若さ』は最強の組み合わせです
20代は「これから育てる前提(ポテンシャル採用)」が中心。
簿記2級があれば未経験でも十分に戦えます。
とくに求人の多い首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)や都市部(大阪、愛知、福岡など)では、若手のポテンシャル採用が活発です。詳しくは『20代の経理転職を解説した記事』をどうぞ。
30代 実務と簿記2級資格の「掛け算」で勝負する
30代は「前職で何をしてきたか」が問われます。
簿記2級に加えて、前職での数字を扱った経験や、経理の実務経験があると一気に有利になります。
年収500万円の壁の超え方は『経理転職30代の分岐点を解説した記事』で深掘りしています。
40代 経験者は武器、完全未経験は少し厳しめ
40代で経理経験者なら、決算・マネジメント経験+簿記2級は十分な武器です。
一方、完全未経験はハードルが上がるのが正直なところ。
中小・会計事務所から経験を積むルートが現実的です。詳しくは『40代の経理転職を解説した記事』を参考にしてください。
とくにチャンスが大きい人(積極的に動きたい層)
・20代で、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)または愛知に住んでいる
・簿記2級を持っている、または勉強中
・経理の実務経験が1年以上ある(または税理士・会計事務所での税務経験が1年以上)
・30代以上で、経理経験があり年収500万円前後まで来ている
この条件に当てはまる方は、簿記2級を活かせる求人がとても多い「狙われる側」です。『ヒュープロ』の電話面談で、自分の市場価値を聞いてみる価値が大きい層です。
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未経験から簿記2級で転職を成功させるやり方
やることが分かっていれば、未経験の転職活動は怖くありません。次の5ステップで進めましょう。

いちばん事故りやすいのがステップ④。未経験なのに経験者向けの求人にばかり応募して、落ち続けて心が折れる人が本当に多いんです。
「未経験歓迎」をきちんと選ぶ。これだけで結果がだいぶ変わりますよ。
簿記2級取得のリアル(合格率・勉強時間)
「これから簿記2級を取る」という方向けに、難易度の目安も押さえておきましょう。決して簡単ではありませんが、社会人でも十分に手が届く資格です。
簿記2級の合格率・勉強時間の目安
日商簿記2級の合格率は回によって幅がありますが、おおむね20%前後が目安です。
必要な勉強時間は250〜350時間ほどとされています。2021年からはネット試験(CBT方式)が導入され、ほぼ通年で受験できるようになりました。
検定の最新情報は『商工会議所の簿記検定公式ページ』で確認できます。
働きながら簿記2級に合格するコツ
社会人の資格試験は「勉強時間の確保」が9割です。
次の3つを意識すると、働きながらでも合格に近づきます。

3度の資格試験を受けた僕から言わせると、250〜350時間で取れて経理の入場券になる簿記2級は、コスパ抜群です。
僕の社労士(2年半)の3分の1以下の労力で、キャリアの扉が開きます。
独学が不安なら通信講座でペース管理ごと任せるのもアリですよ。
また、「日商簿記2級」を取得するためには、通信講座の受講で勉強をするのが1番の近道です。リーズナブルでありながら効率の良い学習を目指すなら「クレアール簿記講座」の受講がおすすめ。
講義動画をスマホで視聴できるので、スキマ時間の学習に最適。また分からないことを質問できるサポートも充実しているので、簿記の合格が近づきます。
まずは資料請求で講座パンフレットをゲットしましょう。
簿記2級の転職こそ「エージェント選び」で決まる
簿記2級が活きる求人は数が多い分、当たり外れも大きくなります。
だからこそ、求人の中身に詳しい転職エージェントに伴走してもらう価値が大きいんです。
なぜ簿記2級ほど特化型エージェントなのか
未経験OKの求人は「残業が多い」「教育体制がない」「離職率が高い」といったハズレも紛れています。これを自分一人で見分けるのは大変です。
総合型の大手転職エージェントだと、簿記2級や経理の専門性を理解した担当に当たるとは限らず、「一般事務」とひとくくりにされることも。
ヒュープロが簿記2級・経理に向く理由
『ヒュープロ』は、税理士・会計士・経理などの士業・管理部門に特化した転職エージェントです。特化型なので、簿記2級を活かせる未経験・若手歓迎の経理求人や、業界の内情に詳しいのが強み。
職種・年代・勤務エリアの4問に答えるだけ。現役社労士「ひの」が、簿記2級を活かせる転職エージェントと動き方を診断します。
30秒で診断をはじめる →WEB登録後はそのまま電話面談の日程を選べるので、「自分でも受かりそうか」を最短で相談できます。

僕がヒュープロを推すのは、管理部門に特化しているから。総合型だと「とりあえず数で勝負」になりがちですが、特化型は簿記2級や経理という職種の事情を分かったうえで紹介してくれます。
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簿記2級の転職についてよくある質問(FAQ)

FAQを通して伝えたいのは、簿記2級は「やり方しだい」でしっかり武器になるということ。
厳しいと感じるのは、たいてい準備と求人選びでつまずいているだけ。順番にやれば、ちゃんと道は開けます。
まとめ ~簿記2級は、転職の確かな武器になる~
【この記事のまとめ】
・簿記2級は転職で十分に武器になる。とくに未経験から経理は実質的な入場券
・簿記2級保有者の年収目安は約490万円。上位資格・実務でさらに伸びる
・「厳しい」の正体は実務経験・PCスキル・求人選びのミスマッチ。すべて対策できる
・狙える職種は経理・財務・会計事務所・一般事務+経理補助と幅広い
・20代は最強、30代は実務との掛け算、40代は経験者が武器
・求人選びでつまずかないよう、特化型エージェントに伴走してもらうのが近道
簿記2級を取っただけで満足してしまったり、「どうせ厳しい」と動く前に諦めてしまう人がとても多いです。でも、ここまで読んでくれたあなたは、もう「資格の活かし方」を知っています。
あとは前職の経験を棚卸しする、未経験歓迎の求人に絞る、エージェントに登録する。小さな一歩から動き出せば大丈夫です。

最後に。僕は20代で動けず、遠回りをした側の人間です。だからこそ言えます。迷っているなら、まず情報を取りに行くだけでも景色が変わります。
電話面談で話を聞くだけならノーリスク。あなたの簿記2級は、ちゃんと値段がつく財産です。一緒に頑張りましょう!
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