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大学生が社労士を取ると就活に有利?受験資格・学年別スケジュールを3回受験した僕が解説

社労士

こんにちは。ひのです。

比較的自分の自由な時間がたくさんあると言われる大学生ですが、大学生活の間で何かスキルを磨きたいけど、何をやったらいいのかわからないなんて思いませんか。

僕は大学生の時、ずっと思っていました。

ひの
ひの

特に雨の日はやることなくて外に出るのも億劫で、一日中コーエーさんの「三國志」で中華統一していました。
そして、夜になると就職活動への漠然とした不安と一日を無駄にした罪悪感で眠れなくなる → 寝るのが遅くなる → 昼過ぎに起きて1日を無駄にする…

何かをやらなければいけないとはわかっているんだけど、何にエネルギーを注いだら良いかわからない。

そんな日々を送ってしまった僕は今となってはその時期に自分の行動に後悔しています。

ひの
ひの

中華統一ばっかせずにもっと勉強しておけば良かった…

僕と同じような生活を送ってしまっている大学生に、僕の後悔の言葉を送ります。

社労士への挑戦をするべき!

です。そもそも社会保険労務士ってなに?という方は、以下で解説しています。

こちらの記事を参考にしてください。

社労士の勉強は、通信講座を選択すれば合格率や時間内効率も高まります。独学という選択肢もありですが、通信講座も一緒にご検討くださいね。まずは無料の資料請求から。

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この記事の執筆者の信頼性

僕はひのと言います。

【主な保有資格】
社会保険労務士(全国社会保険労務士会連合会 登録)
ファイナンシャルプランナー2級(日本FP協会 登録)

令和元年(2019年)に3度目の受験で社労士試験に合格しました。

2年半の社労士試験勉強(2度の通信講座受講経験)を通じて得た経験や反省を踏まえたレビューをさせていただきます。

今、大学生に戻れたら確実に社労士の勉強をして、社会人になってからのアドバンテージを取ると思うので、今の大学生に少しでも参考になればと思っています。

社労士試験は3回受けました。点数の伸び方は次のとおりです。

受験年そのときの勉強量結果
1年目(平成29年)平日2時間/休日2時間・過去問5周・模試は受けず選択式で3科目足切り/択一式36点
2年目(平成30年)平日4時間/休日3時間・過去問10周選択式の足切りなし/択一式43点(あと2点)
3年目(令和元年)スキマ時間を全投入・模試3回分を各5周+横断整理択一式47点で合格
※ひの自身の受験記録です。

社会人として働きながら2年半かかりました。だからこそ、時間のある大学生がどれだけ恵まれた立場にいるかが身にしみて分かります。

社労士試験に合格した大学生は、1年に何人いるのか

社労士試験に合格した大学生は1年に何人いるのか

「大学生で社労士なんて、本当に受かるの?」

というのが一番気になるところだと思います。数字で見てみましょう。

全国社会保険労務士会連合会 試験センターは、毎年の合格発表と一緒に合格者の職業別・年齢階層別の割合を公表しています。令和7年度(第57回)の内訳がこちらです。

令和7年度社労士試験合格者の職業別割合。学生は1.3%
職業割合
会社員58.4%
公務員11.7%
無職11.0%
その他6.6%
団体職員4.8%
自営業3.6%
役員2.8%
学生1.3%
出典:全国社会保険労務士会連合会 試験センター「過去10年の推移と合格者の年齢階層別・職業別・男女別割合」(令和7年度)

学生は1.3%です。令和7年度の合格者は2,376人でしたから、単純計算で学生の合格者は年間30人ほどということになります。

ひの
ひの

47都道府県で割ったら、1県あたり1人いるかいないか。それくらいの人数です。

年齢で見ても同じ傾向です。

令和7年度社労士試験合格者の年齢階層別割合。24歳以下は2.1%

24歳以下は2.1%。合格者の中心は35〜39歳(17.0%)で、そこから30〜34歳(15.5%)、40〜44歳(14.4%)と続きます。社労士は本来、社会人が働きながら取る資格なのです。

【結論】
大学生の合格者は年に30人前後、24歳以下でも合格者全体の2.1%。だからこそ、取れたときの希少性が桁違いに高いということでもあります。

この数字は「大学生には無理」という意味ではありません。

むしろ逆で、受験者そのものが少ないから、合格したときの差別化がとんでもなく効くということです。次の章から、その理由を具体的に見ていきます。

社労士の受験資格について

社会保険労務士を受験するには、受験資格が必要となります。

詳細はこちらの記事に記載していますが、基本的には、

62単位以上の卒業要件単位を修得している

ことが必要で、受験の際は「大学の成績証明書」があれば良いです。

ひの
ひの

頑張っている人は大学2年生の前期には取得可能な単位です。

大学生が受験資格を満たす2つのルート

社労士試験の受験資格は『①学歴』『②実務経験』『③厚生労働大臣の認めた国家試験合格』の3つに分かれていて、このうちどれか1つを満たしていれば受験できます。

大学生が使うのは①の学歴ルートです。

そして学歴ルートには、卒業しなくても在学中に使える条件が2つ用意されています。

ルート条件提出する受験資格証明書
62単位ルート大学(短期大学を除く)において62単位以上の卒業要件単位を修得した者大学の成績証明書又はその写し
48単位ルート一般教養科目と専門教育科目等との区分けをしている大学において一般教養科目36単位以上を修得し、かつ専門教育科目等の単位を加えて合計48単位以上の卒業要件単位を修得した者大学の成績証明書又はその写し
卒業ルート大学、短期大学、専門職大学、専門職短期大学、高等専門学校(5年制)を卒業した者卒業証明書・卒業証書の写し・学位記の写しのいずれか
出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト「受験資格について」

※短期大学は62単位ルート・48単位ルートの対象外です(条文上「短期大学を除く」と明記されています)。短大生の方は卒業ルートになります。

ひの
ひの

48単位ルートを知らない人がけっこう多いです。一般教養が多めのカリキュラムなら、こちらの方が早く条件を満たせる場合があります。

つまり4年制大学に通っているなら、卒業を待つ必要はまったくありません。必要なのは大学の成績証明書1枚だけです。

【注意】
単位の数え方や科目区分の判定は大学によって異なります。自分が条件を満たしているか不安な場合は、試験センターが受験資格の事前確認という制度を用意しているので、申込前に利用してください。

大学何年生から始めるべきか ~学年別の勉強スケジュール~

大学何年生から社労士の勉強を始めるべきか

社労士試験は毎年8月の第4日曜日ごろに年1回だけ実施されます。落ちたら次は1年後です。

だからこそ、大学生は「いつ始めて、どの年の試験を受けるか」を最初に決めてしまった方がうまくいきます。

学年ごとの現実的な選択肢を整理しました。

始める学年受験資格おすすめの狙い方就活への効き方
1年生まだ足りない
(62単位届かない)
まずは単位を取ることに集中し、後期から入門書で助走。本格的な学習は2年生から
3年生の秋には合格を手にしていられる。最も理想的
2年生前期終了時点で満たせる可能性が高い2年生の秋から学習を開始し、3年生の8月の試験を狙う
3年生10月の合格発表がそのまま就活の武器になる
3年生ほぼ確実に満たしている3年生の秋から始めて4年生の8月。ただし就活と完全に重なる
発表は4年生の10月。内定後になる可能性が高い
4年生満たしている就活と卒論を優先し、卒業後や社会人1年目で受験する方が現実的
就活には間に合わない
※試験日・合格発表日は年度によって変わります。必ず受験案内で確認してください。

【結論】
就活で使うことを狙うなら、2年生の秋に始めて3年生の8月に受験するのが一番きれいな流れです。

ひの
ひの

僕が大学生に戻れるなら、間違いなくこのスケジュールで動きます。3年生の10月に「社労士合格」を持って就活に入れるって、冷静に考えるとかなり強いです。

ちなみに令和8年度(第58回)の試験日は2026年8月23日(日)、合格発表は2026年10月1日(木)です。受験手数料は15,000円で、申込みは例年4月中旬から5月末までとなっています。

【出典】
令和8年度の日程は社会保険労務士試験オフィシャルサイトおよび令和8年4月10日付の厚生労働大臣官報公示によります。

大学生が社労士資格をとるべき理由

大きく以下の5点が大学生が社会保険労務士資格をとるべき理由です。

【大学生社労士のメリット】
・とにかく就活に有利
・社労士の中でもエリートになれる
・将来的に独立開業も目指せる
・時間があるからこそコストを抑えられる
・最悪、社労士に合格しなくても良い

1つずつ見ていきたいと思います。

大学生で社労士資格は、とにかく就活に有利

大学生にとって、いや、人生においての一大イベントである就職活動。不安ですよね。僕も大学4年生の時は何度枕を濡らしたことか。

ひの
ひの

マジでしんどかったです。
もう2度と就職活動はしませんと固く決意をした22の夜。
企業が自分のことを欲しいと思えるようなスキルがあったらと何度思ったことか。

でも、大学生が社労士資格を取得すると就活に断然有利です!絶対にとるべきです!

就職活動で必要なことは、

自分が会社にとって役に立つ人間である、将来性がある人間であることを信じさせること!

です。社労士の資格を取得すればそれが可能になります。

ひの
ひの

詳細の理由は、以下のものがあります。

社労士が就活に有利な理由① 努力できる人であることを証明

社労士試験は毎年4万人近くが受験する人気資格ですが、合格率は5〜6%という難関資格です。

そんな資格に合格するということは、その背景には相当な努力が必要です。会社の就職活動時に記入するエントリーシートに「社労士」と書くだけで、面接の担当者にその努力を見せることができるのです。

エントリーシートにおいて「社労士」というパワーワードはすごい威力を発揮します。

ひの
ひの

あなたが面接担当者だとして、同じレベルの人が2人いて、
・一方は社会保険労務士試験に合格した人
・普通の人
どちらを採用しますか?

社労士が就活に有利な理由② 1%の人間になれる

レアキャラであることは、就職活動でとても役に立ちます。社労士資格を取得することで、

他の就活生との差別化を図ること

が可能になります。社労士の資格は究極の差別化になります。

以下の円グラフは令和5年度の社会保険労務士試験の合格者の割合です。

合格者に占める24歳以下の割合は1.8%、学生の割合は1%でした。

社労士の合格者が2,000人程度ですので、学生は毎年20人前後しか合格していないことになります。
そして冒頭で見たとおり、直近の令和7年度も学生1.3%・24歳以下2.1%とほとんど変わっていません。この希少性は一時的なものではなく、毎年続いている構造だということです。

ひの
ひの

日本で20人しかいない、相当なレアキャラになれます。

社労士が就活に有利な理由③ どの企業にも社会保険は適用されている

社会保険は強制加入の保険です。

日本にある会社は基本的には全ての会社が社会保険に加入しています。ということは全ての会社は、社労士が行う業務を社内に抱えていることになります。

ひの
ひの

メーカーでも食品でも商社でも情報通信でもマスコミでも必ず社会保険事務は発生します。日本の全企業があなたの知識、資格を厚遇してくれることでしょう。

社労士が就活に有利な理由④ 企業の大半が社労士を必要としている

社労士って初めて聞いたって人も多いと思います。実際、僕も大学生の間は知りませんでした。でも、社会に出るとその状況は全く変わります。

平成26年にみずほ総合研究所が行った調査によれば、企業の社労士の認知度は96.7%、過半数の企業において社労士が関与しているのです。

社労士はこんなにも社会において活躍しているのです。活躍の場はいろんなところにあります。

社労士の中でもエリートになれる

これから実務経験を積んでいけるというのも相当なアドバンテージになります。

上記の合格者の年齢構成のとおり、合格者の中心は40代〜50代です。中には実務経験がなく、試験に合格したという人が多いのも事実です。

そのため、実務経験を積もうと思っても、現在の会社をなかなか離れられず、合格しても資格を取得するだけで資格を生かせない人も多いのです。

しかし、20代で社労士資格を取得したとなれば、新卒の段階から実務経験を積んでいき、社労士の中でも経験豊富な社労士となることができます。

ひの
ひの

新卒から社労士事務所や士業事務所に就職する人も結構いるみたいです。

将来的に独立開業も目指せる

もし、今後就職し働いていく中で、

ひの
ひの

会社勤務にも飽きたから、自分で事業を始めてみたいな。

なんて思った時に、社労士資格があれば自分で事務所を開くことができます。

いつでも独立できるんだぞという余裕があれば、仮に会社で嫌なことがあっても心やすらかにいられることでしょう。

社労士資格は自分を一国一城の主人にもさせてくれる可能性を秘めたすごい資格なんです。僕は今働いていて、しんどいこともありますが、

ひの
ひの

社労士資格を取れたから、いつでも辞めてやるぞ!

と思いながら仕事してます。また、独立したときのために食いっぱぐれないように自分のスキルを高めておこうと、モチベーション高く働くことができています。

大学生は時間があるからこそコストを抑えられる

社会保険労務士に挑戦しようとすると当然教材を購入する必要があります。かかる費用はざっと以下のとおりです。

【社労士の教材】
・通学(20万前後)
・通信(5~10万前後)
・独学(1〜3万前後)

社会人には時間の節約のために通学や通信をおすすめしますが、ある程度時間に余裕がある学生は独学でチャレンジしてみても良いのではないかと思います。

一度独学でチャレンジして、本格的に頑張ってみようと思えば通信講座に切り替えても良いのではないでしょうか。そういった意味で学生は独学の選択肢も取れるところが良いですね。

社労士試験の学習スタイル別の費用の目安。通学20万円前後、通信講座5〜10万円前後、独学1〜3万円前後
学習スタイル費用の目安大学生に向くか
通学(予備校)20万円前後×
アルバイト代では厳しい。通学時間も取られる
通信講座5〜10万円前後
スマホで講義が見られる。空きコマとの相性が良い
独学1〜3万円前後
時間のある学生なら十分に選択肢になる
※価格は講座やコースによって変わります。最新の金額は各社の公式サイトでご確認ください。
ひの
ひの

社会人には迷わず通信講座を勧めますが、大学生に限っては独学から入るのもアリだと思っています。時間で買えるものがあるからです。

僕の経験からおすすめする独学のテキストは以下の記事で紹介しています。

また、通信講座を選択すれば、合格率や時間内効率も高まります。

大学生のうちに「アルバイトを経験したい」、「サークル活動も経験したい」、「友達と遊びたい」と思われている方は、思い切って通信講座を利用してみてはいかがでしょうか。

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また以下のページで、僕のおすすめの通信講座を徹底解説しています。

社労士資格の取得を目指している方は、現役社労士が費用・合格実績・サポートを比較した社労士通信講座ランキングも参考にしてみてください。

最悪、社労士に合格しなくてもいい

挑戦の結果、不合格でもそれはそれでいい経験になると思います。大学生のうちのチャレンジというのは人生の糧になるからです。

その辺の僕の思いについては以下の記事にまとめています。

大学生の社労士学習 ~必要な勉強時間と1日の使い方~

社労士試験の合格に必要な勉強時間は、一般に800〜1,000時間と言われます。

僕自身は2年半かけて、ざっと1,800時間ほど積みました。

では大学生の場合、1日どれくらい確保すれば間に合うのでしょうか。1,000時間を目標に逆算してみます。

1日の勉強時間1,000時間に到達するまで大学生にとっての現実味
1時間約33か月(2年9か月)
楽だが、試験3回分の期間がかかってしまう
2時間約16か月(1年4か月)
2年生秋開始→3年生8月受験にちょうど収まる
3時間約11か月
1年で仕上げたいならこのペース
4時間約8か月
サークルやアルバイトとの両立はかなり厳しい
※1,000時間を単純に日数で割った目安です。実際には得意不得意で大きく変わります。
ひの
ひの

僕は社会人で平日2時間・休日2時間でした。大学生なら同じ2時間でも、講義の空きコマや通学電車で作れるはずです。

大学生には社会人にない武器が2つあります。①まとまった長期休暇があることと、②講義の合間に細切れの時間が大量にあることです。

【大学生の勉強時間の作り方】
・空きコマの90分を図書館で潰す
・通学電車の往復で講義動画を1本
・夏休みと春休みに一気に過去問を回す
・バイトのシフトを試験3か月前から減らす

社会人の僕が一番うらやましいのは、夏休みと春休みです。ここで200時間まとめて確保できるのは、働きながらでは絶対にできません。

勉強時間の内訳や、僕が実際に1,800時間を積むまでに何をしたのかは、次の記事で詳しく書いています。

正直に書きます ~大学生が社労士に挑戦するデメリット~

大学生が社労士に挑戦するデメリット

ここまで良いことばかり書いてきましたが、デメリットを隠して勧めるのはフェアではありません。3回落ちかけた人間として、正直なところを書いておきます。

デメリットどういうことかどう考えるか
年1回しかない試験は年1回。落ちたら次は1年後で、学生生活のうちに2回しか受けられないこともあるだからこそ2年生の秋から動く。1年の遅れが致命傷になる
実務経験がないと登録できない合格しても、2年以上の実務経験か事務指定講習を修了しないと社労士として登録できない就活では「合格者」でも十分に評価される。登録は社会人になってからでよい
学生生活の時間を確実に削る1,000時間は、サークルや旅行やアルバイトから引かれる時間取り返しがつくのは学生時代の遊びではなく、むしろ資格の方かもしれない
周りに仲間がいない合格者の1.3%が学生。大学に同じ勉強をしている人はまずいない通信講座の答練や模試で「順位」という形で仲間を作る
知名度がまだ低い面接担当者が社労士を知らない可能性はゼロではない企業の認知度は高い。むしろ説明できること自体が加点になる
ひの
ひの

特に2つ目の「登録できない」は勘違いしている人が多いところです。合格=すぐ社労士を名乗れる、ではありません。

合格だけでは「社労士」を名乗れません。
登録には実務経験2年、またはそれに代わる事務指定講習の修了が求められます。ここを勘違いしたまま就活に臨むと、面接で足元をすくわれます。

それでも僕は勧めます。理由は単純で、この5つのデメリットは全部「あとから取り返せる」種類のものだからです。

就活で使うなら ~社労士と他の資格を比べてみる~

「就活のために資格を取る」

という目的だけで見たとき、社労士は本当に最適なのでしょうか。よく候補に挙がる資格と並べてみます。

資格合格率の目安勉強時間の目安就活での効き方
社会保険労務士5.5%
(令和7年度)
800〜1,000時間
人事・総務に直結。学生合格者が年30人前後で希少性が突出
行政書士約14.5%800〜1,000時間
法律系として評価。ただし業務が就職先と結びつきにくい
宅地建物取引士約18.7%300〜400時間
不動産・金融には強い。他業界では効きにくい
日商簿記2級年度により変動200〜300時間
定番で分かりやすい。ただし取得者が多く差別化しにくい
中小企業診断士約4%約1,000時間
難関で評価は高いが、二次試験まであり学生には長丁場
※合格率・勉強時間はいずれも一般的な目安です。社労士の合格率のみ令和7年度の実績値(受験43,421人・合格2,376人)です。

この表で見ていただきたいのは「勉強時間あたりの希少性」です。

簿記2級は200〜300時間で取れますが、だからこそ持っている学生が大勢います。宅建も同じです。一方で社労士は、同じ800〜1,000時間の行政書士と比べても、学生の合格者数が圧倒的に少ないのです。

ひの
ひの

エントリーシートに書いたときに「おっ」と言わせられるかどうか。そこで差がつきます。

【どれを選ぶか迷ったら】
人事・総務・労務の仕事に興味があるなら社労士。業界を絞っていないなら簿記2級から始めて、手応えがあれば社労士に進む、という順番でも遠回りにはなりません。

社労士試験の難易度そのものについては、合格率・勉強時間・他資格との比較を次の記事にまとめています。

社労士の勉強は、通信講座を選択すれば合格率や時間内効率も高まります。独学という選択肢もありですが、通信講座も一緒にご検討くださいね。まずは無料の資料請求から。

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よくある質問(FAQ)

Q. 大学生でも社労士試験を受験できますか?
A. 受験できます。大学(短期大学を除く)において62単位以上の卒業要件単位を修得していれば、卒業を待たずに受験資格を満たします。また、一般教養科目と専門教育科目等の区分けをしている大学では、一般教養科目36単位以上を含む合計48単位以上でも受験資格を満たします。いずれの場合も、提出する受験資格証明書は大学の成績証明書またはその写しです。

Q. 大学生が社労士を取得するメリットは何ですか?
A. 大学在学中または卒業後に社労士を取得すると、人事・労務の専門知識を持つ即戦力として就職活動で高く評価されます。同世代と差別化できる強力な武器になるだけでなく、入社後も早期のキャリアアップが期待できます。

Q. 社労士資格は就職・就活で有利になりますか?
A. 社労士資格は人事・総務系の就職・転職で強力なアドバンテージになります。大学生のうちに取得することで就活時に他の学生と差をつけられるほか、社労士事務所への就職や独立開業という選択肢も広がります。

Q. 大学何年生から社労士の勉強を始めるべきですか?
A. 就職活動で活かすことを狙うなら、2年生の秋に学習を開始して3年生の8月の試験を受けるのが最もきれいな流れです。3年生の10月に合格発表があるため、そのまま就職活動の武器にできます。1年生のうちは、まず単位の修得を優先してください。

Q. 大学3年生から始めても間に合いますか?
A. 合格そのものは十分に狙えます。ただし受験は4年生の8月、合格発表は10月になるため、就職活動には間に合わない可能性が高い点は理解しておいてください。就職活動と並行することになるので、勉強時間の確保が最大の課題になります。

Q. 大学生の社労士合格者は何人くらいいますか?
A. 令和7年度(第57回)の合格者2,376人のうち、学生の割合は1.3%でした。単純計算で年間30人ほどです。年齢階層で見ても24歳以下は2.1%で、合格者の中心は35歳から39歳です。

Q. 社労士試験に合格するには何時間くらい必要ですか?
A. 一般に800時間から1,000時間が目安とされています。1日2時間のペースなら約1年4か月、1日3時間なら約11か月です。大学生は長期休暇と講義の空きコマを使えるため、社会人より短い期間で到達できる可能性があります。

Q. 社労士試験に合格したら、すぐ社労士を名乗れますか?
A. 名乗れません。社会保険労務士として登録するには、2年以上の労働社会保険諸法令に関する事務経験、または連合会が実施する事務指定講習の修了が必要です。ただし就職活動においては、登録前の合格者であっても十分に評価されます。

Q. 短期大学に通っていますが受験できますか?
A. 62単位ルートと48単位ルートは「短期大学を除く」と定められているため、短大生は在学中の受験資格には該当しません。短期大学を卒業すれば卒業ルートで受験資格を満たせます。なお中退の場合は学歴での受験資格に該当しません。

Q. 大学生には独学と通信講座のどちらがおすすめですか?
A. 時間に余裕がある大学生なら、独学から始める選択肢も現実的です。費用の目安は独学が1〜3万円前後、通信講座が5〜10万円前後、通学が20万円前後です。独学で手応えを感じられなければ通信講座に切り替える、という進め方でも遠回りにはなりません。

大学生が社労士を取れば就活で大きなリードまとめ

以上、大学生が社会保険労務士資格を取得するべき理由でした。簡単にまとめてみると、

【大学生社労士】
・とにかく就活に有利
・社労士の中でもエリートになれる
・将来的に独立開業も目指せる
・時間があるからこそコストを抑えられる
・最悪、社労士に合格しなくても良い

何も行動せずに後悔するよりも、一度行動を起こして後悔しましょう。僕のように大学生活を無為に過ごさないように、皆様の参考になれば幸いです。

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