この記事では、記事監修とはどのようなものなのか?記事監修のメリットや、記事監修の依頼方法を解説します。
また、記事監修の依頼メールの例文や監修費用の相場も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
みんなの記事監修では弁護士や税理士等、様々な専門家に記事監修や資料の監修、動画台本の監修等を依頼することができる監修サービスです。監修記事には専門家の顔写真入りで監修者として掲載できますので、信頼性の向上も期待できます。
各専門家のプロフィールをホームページで紹介していますので、記事監修や資料、動画等の監修者をお探しの際はぜひ御覧ください。
記事監修とは?
記事監修とは各分野の専門家(弁護士や医師等)に、記事の内容は正しく間違いはないか、また問題点がないか等のチェック(監修)をしてもらい、記事内容を保証してもうことです。
近年では、Web記事で記事監修が求められるようになってきました。
記事監修が求められる理由
- Web記事の情報に信憑性、信頼性がより重要視されるようになった
- SEOでのE-E-A-Tの重要性から記事監修が求められるようになった
- ネットやSNSでの炎上防止のため
記事の信憑性、信頼性がより重要視されている
ネット社会の現在では、ネット(Web記事など)から情報を得る人が非常に多いです。それに伴い情報を得たいユーザーもWeb記事の信憑性、信頼性を重要視するようになりました。
特に信頼性を重要視するようになった理由として、DeNAが運営する医療健康情報サイトが、商品を無理やり購入させるように仕向けた医学的根拠のない記事を大量に投稿したWELQ事件があります。
DeNAは「医学的知見を有した専門家による監修がなされていない記事が公開されていた」と認めており、すべての記事について再監修を行うという。
東洋経済ONLINE
また、未だにネットでは詐欺が横行している背景もあり、ユーザーはより記事内容の信憑性を重要視するようになった為、記事監修が求められるようになりました。
SEOでのE-E-A-Tの重要性
ユーザーが記事の信頼性を重要視するようになり、SEOでも「E-E-A-T」が重要視されるようになりました。特にYMYL(Your Money or Your Life)という、お金や健康や命に関わるジャンルでは、「E-E-A-T」が必要な要素となっています。
「E-E-A-T」とは「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」のことです。
要は弁護士や医者など各分野で経験のある専門家が作った信頼性のある記事やコンテツを、検索エンジンは評価しるということです。Google検索品質評価ガイドラインにも記載されています。
Experience, Expertise, Authoritativeness and Trust (E-E-A-T) are all important considerations in PQ rating. The most important member at the center of the E-E-A-T family is Trust.
Google General Guidelines
このような背景を元にSEOでの「E-E-A-T」対策として、記事監修が求められるようになりました。
ネットやSNSでの炎上防止のため
現在は昔と比べてSNSを使っている人が多く、何か問題があるとすぐに炎上し誹謗中傷を受けます。医学的や法律的な根拠がないまま間違った情報を発信し、誰かに迷惑が掛かった場合、SNSで炎上しかねません。
SNSで拡散して悪い評判が広がると、最悪、サービスの終了などに追い込まれるリスクもあります。
そのため、炎上リスクを避けるために、多くのWEBサイトが正しい情報を発信できるように専門家にようる記事監修を付けることが増えてきました。
記事監修をするメリット
記事の監修を入れることで、このようなメリットがあります。
- 記事内容が正しいものと保証される
- 専門家監修の情報を掲載することで、ユーザーに信頼性が生まれる
- 記事の離脱率が減り、滞在時間が長くなることで、SEO効果が期待できる
- 専門家サイトからの被リンクができ、SEO効果がある ※みんなの記事監修独自サービス
- 専門家からの被リンクが出ることで、Googleから記事に対する信頼性がアップする ※E-E-A-T評価アップ
記事内容が正しいものと保証される
法律関係などの記事は法律に詳しい弁護士や司法書士に、健康や病気に関わる記事の場合は医師にと、各分野の専門家に記事を監修してもらうことで記事内容の正確性を保証することができます。
ライターや自分で記事を執筆する場合、法律や税金、医療などの専門的な知識がなくネット情報を調べながら記事を執筆しても、情報が間違っていたり、古い情報を発信してしまうことがあります。
専門的な内容の記事は、専門家に監修を依頼し正しい情報を掲載することができるという点は大きなメリットとです。
専門家情報を掲載することでユーザーから信頼性される
記事を監修した専門家の情報(所属会社や持っている資格、顔写真など)を掲載することで、記事を読むユーザーに安心感を与え、記事やWEBサイトの信頼性や価値の上昇にも繋がります。
どこの誰が書いたか分からない記事よりも、その分野の専門家に監修されている方が、読者にとって信頼感が出ます。
記事の離脱率が減り滞在時間が長くなることでSEO効果が期待できる
専門家の監修を入れて記事が信用されることにより、読者が最後まで記事を読んでくれる可能性が高くなります。そうすると記事の「離脱率」が下がり、「滞在時間」が長くなることで、SEOの評価としても高くなります。
SEOの評価が高くなることで、検索エンジンの順位が上がり、今まで以上にネットでの集客が可能になります。
Googleから記事に対する信頼性がアップする
専門家から依頼記事へのリンクは、SEOとしての効果だけでなく、今必要とされている新しいアルゴリズムE-A-T(専門性、権威性、信頼性)がアップします。
監修者情報を掲載して、さらに専門家サイトからリンクを送ることにより、検索エンジンからは「この専門家が記事を書いている」という認識がされ、権威性が加わります。
さらに依頼ページと専門家サイトがリンクによって紐づけされることにより、情報の信頼性が生まれ、評価が非常に高い記事となります。
このように今のGoogleSEOを考えると、専門的な情報は記事監修が非常におすすめで、簡単に権威性、信頼性を加えることができます。1記事から依頼が可能なので、記事監修をするのは大きなメリットを生むでしょう。
記事監修をするデメリット
記事監修はメリットもありますが、デメリットもあります。
- 監修費用がかかる
- 監修の時間がかかる
- 監修者を探す手間がかかる
監修費用がかかる
記事監修はライター等が作成した記事を、弁護士や医師といった専門家に監修を依頼するので、ライターの執筆料とは別に監修料がかかります。
弁護士や医師といった専門家に監修を依頼するのは、それなりの費用がかかります。
監修の時間がかかる
記事監修は執筆された記事を専門家がチェックをするので、『執筆+監修』と時間がかかります。また、専門家は本業の傍ら記事監修をする場合が多く、監修に時間がかかってしまう場合もあります。
記事作成の際は、記事監修にかかる時間も考慮してスケジュールを組むようにしましょう。
監修者を探す手間がかかる
記事監修は記事の内容(分野)に合った監修者を探す必要があるので、その分の手間がかかります。仕事の繋がり等で弁護士や税理士等に監修を依頼できる場合はいいですが、大抵の場合は監修してくれる専門家を探すところから始めないといけません。
ただ、監修できる専門家を紹介してもらえる記事監修サービス等を利用すれば、この手間は解消することができます。
記事監修が効果的なのはどんな人?
- 間違った情報を掲載して炎上するリスクを抑えたい
- ユーザーに信頼される記事にしたい
- 検索エンジンで上位表示させたい
記事監修を依頼する人は、公式サイトや大手メディアなど、記事内容をしっかり確認して保証を得たい人(企業)は監修した記事を公開しています。
万が一、間違った情報を記事に掲載しSNSなどで拡散されることによって、炎上してしまうリスクもあります。このようなリスクを避けたり、ユーザーから記事内容を信頼してもらいたい人や企業は記事監修を依頼しています。
また、Googleなどの検索エンジンからのアクセスを期待している人も、Google評価を高めるために記事監修をすることもあります。
記事監修の種類
記事監修は大きく分けて2つの種類があります。
- 記事の執筆も含めて記事監修を専門家に依頼する
- WEBサイト運営者やライターが記事を書き、その内容を専門家に監修してもらう
どちらもメリット、デメリットがあるので紹介します。
記事の執筆と監修を専門家が行う方法
記事の執筆を含めて監修まで専門家に依頼すれば、難しい専門的な内容もこちらで調べる必要がなく記事を作成することができます。執筆と監修を依頼できると、記事が完全に正しい状態で提出されますし安心です。
ただ、専門家が執筆と監修の両方を行うと、執筆分の費用は通常のライターに依頼するよりも高額になります。さらに専門家が執筆と監修をする場合は、本業の傍らに作業をすることになるので、時間がかかるというデメリットもあります。
また、専門家が記事の執筆になれていないと、一般の方に理解しにくい記事で提出されることがあり、その後の修正ができない場合もある点が心配な部分です。
WEBサイト運営者側で記事を用意して内容を専門家に監修してもらう方法
ライターに依頼する等、WEBサイト運営会社側で記事を作成し、専門家には監修のみしてもらう方法は、費用を安価に抑えることができ納期も早いです。
記事に不足している箇所や間違っている箇所があっても、専門家が監修の際に指摘してくれるので正確性や信頼性も得られます。
ただ、記事作成の際にネットだけの情報では間違いがあったり、情報が古かったりする場合もあり、専門的な内容を書籍等で調べて作成しなければいけないという難しさがあります。そのため時間や手間がかかってしまうのがデメリットです。
記事監修の依頼方法は?
記事の監修を依頼するにはどうしたらいいのでしょうか?記事の監修を依頼する方法は大きく分けて2つあります。
- 記事監修サービスに申込む
- 直接、専門家を探して交渉する方法
みんなの記事監修(当サイト)のような記事監修サービスを使う方が便利ですが、費用を抑えるには直接交渉して探す方法もあります。
記事監修サービスに申し込む(おすすめ)
みんなの記事監修のように、記事監修サービスに申込む方法は、簡単かつスピーディーに監修の仕事が簡潔するので便利です。
監修する専門家も記事監修に慣れているため、素早く簡潔に仕事をこなしてくれます。
また、監修をお願いする専門家をプロフィール等を見て選ぶこともできますし、記事内容に合った専門家を選んでもらうことも可能です。複数の記事を監修者に依頼したい場合などは監修サービスを使うのが良いでしょう。
直接、専門家を探し交渉して監修してもらう
直接、専門家を探して監修の交渉する方法もあります。こちらの方が、支払う費用も安いですし、直接話ができるため細かい依頼も可能となります。
例えば医師に監修をお願いする場合、インターネットで病院やクリニックを探し、直接メールをして依頼します。最近ではSNSを活用している専門家もいますので、SNSのDMで依頼するというのも1つの方法でしょう。
また、専門家の中には記事監修や記事の執筆をホームページで募集している方もいらっしゃいます。そういった方を探してお願いするのが良いでしょう。
ただ、専門家を探して監修の交渉するのは手間がかかり、このようなネットサービスに積極的な人しか相手にしてくれない可能性があります。
士業関係はお堅い仕事ですし、十分な顧客がついている専門家は、特にネットを通じての販路を広げる意識なない人も多いです。
また、「責任がとれないから受けたくない」「労力に見合わない」「取引が少なく信頼がおけないため引き受けない」などの理由で監修を断られることも多いです。
もし、いつもお願いしている税理士や士業の方がいれば、監修をお願いしてみるのも1つの方法だと思います。
記事監修の依頼メール(文例)
直接専門家に記事監修の依頼をする場合の依頼メールの文例です。
タイトル:記事監修のお願い
〇〇事務所
〇〇様
突然のご連絡失礼いたします。
〇〇〇〇株式会社の〇〇と申します。
記事の監修をしてくださる専門家を探しており、ご連絡いたしました。
弊社が運営する(サイト名とURL)の「記事名とURL」こちらの記事を監修して頂けないでしょうか。
報酬は、1記事〇〇円です。
記事執筆ではありませんので、お時間は取らせません。
もし記事の内容で訂正した方がよい箇所等がありましたらご教授して頂けると幸いです。
監修が可能でしたら、こちらのメールにご返信ください。
何卒よろしくお願いいたします。
────────────────────
株式会社〇〇〇〇〇
担当:〇〇
〒000-0000 〇〇〇〇〇〇〇〇
Email: info@〇〇〇〇.com
URL: https://〇〇〇〇〇〇〇〇.com/
────────────────────
初めて連絡する場合はこちらがどういった者なのかをはっきり伝えるようにしましょう。素性がよくわからないと相手にも不信感をあたえてしまいます。失礼のないように依頼しましょう。
記事監修の費用相場は?
記事監修費用の相場は依頼方法やどのような専門家に依頼するかで変わりますが、概ね1万円から5万円が相場です。
専門家 | 監修費用の相場(1記事) |
---|---|
弁護士や医師など | 30,000円〜50,000円 |
税理士や司法書士など | 15,000円〜50,000円 |
資格を要さない専門家など | 10,000円〜30,000円 |
これは記事監修サービスを利用するか、自分で専門家に直接依頼するかでも変わりますし、医療監修のように医師に依頼したり法律の記事で弁護士依頼する、税金の記事で税理士に依頼するのかなど分野や専門家によっても変わります。
ご自身で監修をしてくれる専門家を探して直接依頼する場合は、記事監修サービスを利用するより安くなる場合が多いです。しかし、監修してくれる専門家を探す手間がかかりますし、見ず知らずのサイト運営者からの依頼は断られる可能性もあります。
記事監修サービスの場合はかかる費用は多少高くなりますが、監修が依頼できる専門家が多数在籍していますので選定に時間がかかりません。また、監修も手際よく行ってくれるというメリットもあります。
みんなの記事監修では各専門家の監修料を公開しております。よろしければ当サイトの料金ページを参考にしてください。
記事監修者の選び方
記事の監修者を選ぶ際のポイントについて解説します。
- 依頼する記事の分野の専門家で資格等を持っている
- 身元がはっきりしておりホームページを持っている
- 知名度がある専門分野の実績がある
依頼する記事の分野の専門家で資格等を持っている
記事の監修者を選ぶ際は依頼する記事内容の分野の専門家であるかどうかが重要です。まったく専門外の人に監修を頼んでも信頼性のある記事は作れません。
例えば同じ医者でも整形外科医と産婦人科医では専門分野がまったく異なります。骨折などの記事監修を産婦人科医には頼みませんよね?
また、税金関係なら税理士の資格を持った人に監修してもらう、法律のことなら弁護士に監修してもらうといったように資格保持者に監修してもらうのがベストです。
身元がはっきりしておりホームページを持っている
記事監修者を選ぶ際に身元がはっきりしていることも重要です。自称弁護士が監修した記事では信頼できませんよね。自分の事務所がある、所属がわかるという方を選ぶようにしましょう。
また、身元がはっきりしていて会社や事務所などのホームページを持っている人を監修者に選ぶのもおすすめです。監修記事に監修者のホームページのリンクを掲載すれば、記事の読者により監修者のことがわかり信頼性が増します。
知名度がある専門分野の実績がある
記事監修者に知名度や実績がある人を選ぶというのも重要です。知名度がある人なら読者に安心感を与えることができますし、SEO効果も期待できます。
その分野で実績がある人を監修者にするのも、記事の信頼度がより上がります。
記事監修の依頼の流れ
記事監修を依頼した場合の流れについて、当サービスを例に紹介して行きます。
依頼したいページと、お願いする専門家を選択する
まずは申込フォームから「依頼したいページURLもしくは記事のファイル」と「監修依頼をしたい専門家」を選択します。
その専門家が専門外の場合は、別の専門家に依頼する場合もございます。
費用のお支払い
費用の支払いをして頂きます。支払いが完了したら、記事の監修を開始させて頂きます。
専門家が記事内容を確認して連絡
専門家が依頼ページの内容を確認します。
もし修正箇所があれば、その箇所を修正して頂くようにご連絡致します。
当サービスでは記事の修正代行は行っておりませんが、部分的な修正であれば、修正依頼やアドバイスをさせて頂きます。
専門家情報の掲載
記事内容に問題がなければ、専門家情報と写真をお送り致しますので、専門家の情報を掲載頂き専門家サイトへのリンクを貼って頂きます。依頼頂いたページに掲載をしたら、ご連絡を頂きます。
専門家サイトから、依頼ページにリンク
最後に、専門家サイトから、依頼ページに「監修した記事」としてリンクを貼らせて頂きます。そうすることでSEOとしての効果もありますし、記事の信頼性アップにもつながります。
これで、記事監修の流れは完了となります。早ければ1~2営業日以内に監修が完了するので、非常にスピーディーに監修ができます。
まとめ
記事監修の特徴やサービス内容について紹介して来ました。今はYMYLジャンルでWEBサイト運営をしている人は、ただ記事を書くだけでは非常に難しい時代です。
記事監修を入れることで「権威性・信頼性」評価を上げることができるので、ぜひ専門記事には監修を入れることをおすすめします。
みんなの記事監修では様々な専門家に記事監修を依頼することができます。記事内容の保証や信頼性を持たせたいとお考えの場合はご利用ください。
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