宅建士試験の合格を目指しているみなさん、こんにちは!
とにかく資格ブログの宅建部門を担当している小金井です。
「宅建に興味はあるけど、何から始めればいいの?」
「知識ゼロから、どのくらいの期間で合格できる?」
「独学と通信講座、どっちで進めるべき?」
宅建士(宅地建物取引士)は、受験資格がなく誰でも挑戦できる国家資格です。
一方で、令和7年度の合格率は18.7%で、何から手をつけるかを決めずに始めると遠回りになりやすい試験でもあります。
この記事では、法律の知識がゼロの人が宅建試験に合格するまでのロードマップを、始める時期・月ごとの勉強内容・科目の順番・参考書を使う順番に分けて解説します。

宅建は「正しい順番」で勉強すれば、法律が初めての人でも1年で十分に合格をめざせる試験です。この記事のロードマップを、そのまま自分の予定表に写して使ってくださいね。
結論を先にいうと、宅建に合格するまでの道のりは、
・試験を知って、勉強法と教材を決める
・宅建業法から始めて、全科目を1周する
・分野別の過去問をくり返し、7月に受験を申し込む
・年度別の過去問と模試で仕上げる
という順番で進めるのが最短ルートです。
| 時期 | やること | 目安の時間 |
|---|---|---|
| 始める月 | 試験を知る、勉強法と教材を決める | — |
| 最初の4〜5か月 | 宅建業法→権利関係の順に1周目 | 約150時間 |
| 次の2〜3か月 | 法令上の制限・税その他、過去問で2周目 | 約100時間 |
| 7〜8月 | 受験申込み、年度別の過去問 | 約60時間 |
| 9〜10月 | 模試、統計・法改正の確認 | 約40時間 |
11月に始めて、合計350時間を確保する場合の例(筆者作成)
最短で合格したい人には、講師のわかりやすい講義と過去問10年分の解説がそろったアガルートの宅建講座がおすすめです。
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この記事の執筆者の信頼性

ひのブログ宅建部門執筆者:小金井俊(宅建士、管理業務主任者資格保有)
【主な保有資格】
宅地建物取引主任者(不動産適正取引推進機構 登録)
管理業務主任者(マンション管理業協会 登録)


【筆者プロフィール】
名前:小金井 俊
宅地建物取引士、管理業務主任者、2級ファイナンシャルプランナー合格。不動産会社勤務歴10年。宅建士は通信講座で合格したので、通信講座の良いところと悪いところをお伝えできればと思います。
※筆者の経験にもとづく評価になります。
ご自身に合う宅建士講座か、ホームページや資料請求、無料体験講座等を試された上、ご判断されることをおすすめします。
宅建士のゼロから合格までのロードマップ

まずは、宅建に合格するまでの全体の流れを確認しておきましょう。

宅建の合格までの全体像は5つのステップ
宅建の合格までは、準備・インプット・過去問演習・申込みと仕上げ・直前期の5つのステップで進みます。
11月に始めた場合、最初の1か月で勉強法と教材を決め、12月から春までに宅建業法と権利関係を1周します。
春から初夏にかけて法令上の制限と税その他まで進み、分野別の過去問を解きながら2周目に入ります。
7月に受験を申し込んだら、年度別の過去問で本番と同じ2時間の練習を始め、9月からは模試で仕上げます。
宅建の合格に必要な勉強時間は300〜400時間
法律の知識がない状態から宅建に合格するには、合計で300〜400時間ほどの勉強が必要だといわれています。

1日2時間勉強すると約5〜7か月、1日1時間なら約10〜13か月かかる計算です。
独学の場合は、教材選びやわからないところを調べる時間が加わるため、これより長くなることがあります。
独学と通信講座の違いは、宅建は独学か通信講座かの記事でくわしく比べています。
宅建士をおすすめする理由

ロードマップに入る前に、宅建士をめざす価値を確認しておきましょう。
宅建士は不動産取引に欠かせない資格
宅建業を営む会社は、事務所ごとに一定数の専任の宅建士を置くことが法律で義務づけられています。
国土交通省令では、事務所で業務に従事する人5人に1人以上の割合で、専任の宅建士が必要とされています。
設置義務の中身や、宅建なしで働く人の実情は不動産会社で宅建は必須?宅建士の保有率と持っていない人の働き方で解説しています。
そのため、不動産会社では宅建士の需要が常にあり、就職や転職で有利になりやすい資格です。
宅建士の仕事内容や年収、将来性は、宅建士の仕事内容・年収・将来性でくわしく紹介しています。
会社によっては資格手当が支給されるなど、収入アップにつながることもあります。
宅建士の知識は仕事以外でも役立つ
宅建士の知識は、部屋探しや住宅購入、相続など、暮らしの中の不動産取引でも役立ちます。
契約書の内容や重要事項の説明を理解できるので、不利な条件に気づきやすくなります。
金融機関や建設業、一般企業の総務・法務部門など、不動産を扱う仕事は不動産会社以外にも多くあります。
宅建士になると何ができる?

宅建士には、宅建士にしかできない業務があります。
宅建士にしかできない3つの業務
重要事項の説明、重要事項説明書への記名、契約書(37条書面)への記名は、宅建士が行う必要があります。
| 業務 | 内容 |
|---|---|
| 重要事項の説明 | 契約の前に、物件や取引条件の大切な点を買主や借主に説明する(宅建業法35条) |
| 重要事項説明書への記名 | 説明の内容を書いた書面に、宅建士が記名する |
| 37条書面への記名 | 契約が成立したときに交付する書面(契約書など)に、宅建士が記名する |
出典:不動産適正取引推進機構「宅建試験の概要」
これらの業務は、宅建士の資格がない人は行えません。
宅建士になるには試験合格・登録・宅建士証の交付が必要
宅建士の仕事をするには、合格に加えて、都道府県知事への資格登録と、宅建士証の交付という2つの手続きが欠かせません。
試験に合格しただけでは「宅建士」とは名乗れない点に注意しましょう。
合格後の手続きは、この記事の後半でくわしく解説します。
宅建士試験の内容と難易度

次に、宅建試験がどのような試験なのかを確認しておきましょう。
宅建試験の基本情報
宅建試験は、毎年10月の第3日曜日に行われる、50問・2時間の四肢択一式の試験です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 毎年1回、10月の第3日曜日 |
| 試験時間 | 午後1時〜3時(2時間) |
| 試験の方法 | 50問・四肢択一式(登録講習修了者は45問) |
| 受験資格 | なし(年齢・学歴を問わず誰でも受験できる) |
| 受験手数料 | 8,200円 |
| 申込み | インターネットは7月上旬〜下旬、郵送は7月上旬〜中旬 |
| 合格発表 | 原則として11月下旬 |
出典:不動産適正取引推進機構「宅建試験の概要」
出題の根拠になる法令は、試験の年の4月1日時点で施行されているものです。
受験の申込みは7月の約1か月だけなので、ロードマップの中で忘れずに予定に入れておきましょう。
宅建試験の合格率と合格点
宅建試験の合格率は毎年15〜19%前後で、合格点は直近10年(12回)で33〜38点の間で変わっています。

令和7年度は約24.5万人が受験し、合格者は約4.6万人で、合格率は18.7%でした。
合格点は問題の難しさに合わせて毎年決まるので、35点前後を安定して取れる実力をつけておくと安心です。
合格率や合格点の推移は、宅建試験の難易度と合格率の記事でも解説しています。
宅建試験の分野別の出題数
宅建試験は、宅建業法20問、権利関係14問、法令上の制限8問、税・その他3問、免除科目5問の構成です。

この問題数はあくまで毎年の傾向で、年によって1〜2問ずれることもあります。
いちばん出題数が多い宅建業法は、範囲が比較的せまく、勉強した分だけ点数につながりやすい得点源です。
一方、税・その他は範囲が広いのに出題数が少ないので、深追いしすぎないことが大切です。
宅建試験の特徴と合格のポイント

宅建試験には、勉強の進め方を決めるうえで知っておきたい特徴がいくつかあります。
宅建試験は受験資格がなく誰でも受けられる
宅建試験は、日本国内に住んでいれば年齢や学歴に関係なく、誰でも受験できます。
学生から社会人、定年後の人まで、幅広い人が受験している試験です。
その分、準備が足りないまま受ける人も多く、合格率の数字以上に、しっかり対策した人が合格しやすい試験ともいえます。
宅建試験は過去問を中心に対策できる
宅建試験は過去に出た論点がくり返し問われることが多く、過去問を中心に対策できる試験です。
4つの選択肢から1つを選ぶ形式なので、正解の選択肢だけでなく、ほかの選択肢がなぜ誤りなのかまで理解しておくと得点力が上がります。
過去問を10年分くり返し解くことが、独学でも通信講座でも合格の基本になります。
宅建試験は満点をめざさなくていい
宅建試験は、50問中35点前後を取れば合格をねらえる試験で、満点をめざす必要はありません。
範囲が広く出題数の少ない分野に時間をかけすぎるより、出題数の多い分野で確実に点を取るほうが効率的です。
この考え方は、あとで解説する科目の順番や目標点の配分にもつながります。
宅建の勉強は何から始める?最初の1週間

宅建の勉強を始めると決めたら、最初の1週間で準備を整えておくと、その後の勉強がスムーズに進みます。

宅建の勉強を始める前に受験する年を決める
宅建の勉強は、まず「どの年の試験で合格するか」を決めることから始めましょう。
試験は毎年10月の第3日曜日に1回だけなので、受験する年が決まれば、残りの日数と1日の勉強時間が自然に決まります。
合格後に登録実務講習などの手続きもあるので、仕事で宅建が必要な人は、いつまでに宅建士証が必要かから逆算しておくと安心です。
宅建の勉強法は独学か通信講座かを先に決める
宅建の勉強法を先に決めておくと、教材を何度も買い直すムダを防げます。
独学ならテキストと過去問題集、通信講座なら講座の教材が勉強の中心になります。
途中で勉強法を変えると、教材も最初からやり直しになるので、最初に方針を決めることが大切です。
宅建の勉強は宅建業法の最初の章から始める
教材がそろったら、配点の高い宅建業法の最初の章から勉強を始めましょう。
宅建業法は条文の内容が具体的で、法律が初めての人でもイメージしやすい科目です。
最初の章を読んだら、その範囲の過去問を数問解いてみて、試験でどのように問われるかを確かめます。

最初から完璧に理解しようとしなくて大丈夫ですよ。宅建は「読む→解く→わからないところを読み直す」をくり返すうちに、少しずつ点が取れるようになる試験です。
宅建の勉強を始める時期と1日の勉強時間

いつ勉強を始めるかによって、1日に必要な勉強時間は大きく変わります。
宅建の勉強は試験の約1年前に始めるのが理想
宅建の勉強は、試験の約1年前の11月ごろに始めると、1日1時間ほどで無理なく合格ラインに届きます。

| 始める時期 | 試験までの期間 | 1日の勉強時間(目安) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 11月 | 約11か月 | 約1時間 | 仕事や家事で忙しい人、初めて法律を学ぶ人 |
| 2月 | 約8か月 | 約1.4時間 | 年明けから本格的に始めたい人 |
| 4月 | 約6か月 | 約1.8時間 | 新年度の目標にしたい人 |
| 7月 | 約3か月 | 約3.2時間 | 学習経験がある人、短期集中したい人 |
翌年10月の試験までに350時間を確保し、毎日勉強した場合の計算(筆者作成)
試験の直後から始めれば、1日1時間ほどの勉強でも、過去問を何度もくり返す時間を取れます。
夏から始める短期合格は、1日3時間以上の勉強が必要になり、仕事をしながらだとかなり厳しいスケジュールです。
短期間で合格をめざす人は、宅建に3か月で合格する勉強法の記事も参考にしてください。
宅建の勉強時間を確保するコツ
宅建の勉強時間は、毎日決まった時間とスキマ時間を組み合わせると確保しやすくなります。
朝や夜の30分〜1時間をテキストと過去問の時間にあて、通勤や昼休みは一問一答や講義動画にあてるのがおすすめです。
平日に時間が取れない人は、休日に2〜3時間まとめて勉強し、平日は復習だけにする方法もあります。
勉強した時間を記録しておくと、300〜400時間に対してどこまで進んだかがわかり、モチベーションを保ちやすくなります。
| 曜日 | 時間 | やること |
|---|---|---|
| 月〜金(朝) | 30分 | テキストを読む |
| 月〜金(通勤) | 20分 | 一問一答・講義動画 |
| 月〜金(夜) | 20分 | その日の範囲の過去問 |
| 土曜 | 2時間 | 1週間分の復習と過去問 |
| 日曜 | 1時間 | 苦手分野の解き直し |
1週間で約8.5時間(1日あたり約1.2時間)の例(筆者作成)
宅建の月別ロードマップ(11月スタートの場合)

ここからは、11月に勉強を始めて翌年10月の試験で合格する場合の、月ごとの勉強内容を解説します。
| 時期 | 勉強する内容 | 教材 | 累計時間の目安 |
|---|---|---|---|
| 11月 | 試験の確認、勉強法と教材の準備、宅建業法の入門 | テキスト | 約20時間 |
| 12月〜1月 | 宅建業法を1周、分野別の過去問 | テキスト・分野別過去問 | 約80時間 |
| 2月〜3月 | 権利関係(民法など)を1周 | テキスト・分野別過去問 | 約150時間 |
| 4月〜5月 | 法令上の制限、税・その他を1周 | テキスト・分野別過去問 | 約210時間 |
| 6月 | 全科目の2周目、間違えた問題の復習 | 分野別過去問・一問一答 | 約240時間 |
| 7月〜8月 | 受験申込み、年度別の過去問 | 年度別過去問 | 約300時間 |
| 9月〜10月 | 予想模試・公開模試、統計と法改正の確認 | 予想模試・統計対策 | 約350時間 |
1日約1時間、合計350時間で計算した目安(筆者作成)
宅建の11月〜1月は宅建業法から始める
最初の3か月は、配点が最も高い宅建業法をテキストと分野別の過去問で1周します。
宅建業法は20問出題される得点源で、ここで基礎を固めておくと、本番でも点数を安定させやすくなります。
テキストを1章読んだら、その範囲の過去問を解き、間違えたところをテキストで確認する流れをくり返しましょう。
宅建の2月〜3月は権利関係(民法)に取り組む
2月からは、多くの受験生がつまずく権利関係(民法など)に、時間をかけて取り組みます。
権利関係は事例問題が多く、登場人物の関係を図にしながら解くと理解しやすくなります。
すべてを覚えようとせず、過去問でくり返し出ている論点を優先するのがコツです。
宅建の4月〜6月は残りの科目を終えて2周目へ
4月からは法令上の制限と税・その他を1周し、6月には全科目の2周目に入ります。
法令上の制限は数字や用語の暗記が中心なので、表にまとめて覚えると効率的です。
2周目では、1周目で間違えた問題を中心に解き直し、苦手な分野を早めに見つけておきましょう。
宅建の7月〜8月は受験申込みと年度別の過去問
7月は受験の申込みを忘れずに済ませ、年度別の過去問で本番と同じ形式の練習を始めます。
申込みはインターネットなら7月上旬から下旬までで、期間を過ぎると受験できません。
年度別の過去問は、本番と同じ2時間で50問を解き、時間配分と得点の取り方を確認します。
宅建の9月〜10月は模試と直前対策で仕上げる
最後の2か月は、予想模試や公開模試で実力を確かめ、統計や法改正などの直前対策をします。
統計問題は毎年数字が変わるので、試験の年の最新データを直前期にまとめて覚えましょう。
試験の1週間前からは新しい問題に手を広げず、これまで間違えた問題の見直しに集中するのがおすすめです。
宅建の科目を勉強する順番

宅建の4つの科目は、勉強する順番で効率が大きく変わります。
宅建の科目は宅建業法から始めるのがおすすめ
宅建の科目は、宅建業法→権利関係→法令上の制限→税・その他の順番で勉強するのがおすすめです。
| 順番 | 科目 | 出題数 | 勉強のポイント |
|---|---|---|---|
| 1 | 宅建業法 | 20問 | 範囲がせまく得点源。満点近くをめざす |
| 2 | 権利関係(民法など) | 14問 | 事例問題が多い。過去問頻出の論点を優先 |
| 3 | 法令上の制限 | 8問 | 数字と用語の暗記が中心。表で整理する |
| 4 | 税・その他 | 3問 | 範囲が広い。頻出論点にしぼる |
| 5 | 免除科目 | 5問 | 統計は直前期に最新の数字を覚える |
出題数は例年の傾向による目安
得点源の宅建業法から始めると、早い段階で「解ける」実感が持て、勉強を続けるモチベーションにもつながります。
宅建の目標点は科目ごとに決めておく
宅建の目標点は、宅建業法で18点前後を取り、ほかの科目で少しずつ積み上げる配分がおすすめです。

たとえば、宅建業法18点、権利関係8点、法令上の制限5点、税・その他2点、免除科目4点で、合計37点になります。
権利関係で満点をねらう必要はなく、苦手な論点があっても、宅建業法と法令上の制限で取り返せば合格ラインに届きます。
宅建の参考書を使う順番(参考書ルート)

独学で進める人も、通信講座と市販教材を組み合わせる人も、教材を使う順番を決めておくと迷わずに進められます。

宅建の参考書ルートはテキスト→過去問→模試
宅建の参考書は、テキスト→分野別過去問→一問一答→年度別過去問→予想模試の順番で使います。
最初はテキストを1冊に決めて全体を読み、1章ごとに同じ分野の過去問を解いて理解を確かめます。
全科目を1周したら、一問一答で数字や用語を固め、年度別の過去問で本番と同じ形式に慣れていきます。
予想模試は、法改正や統計など過去問にない論点を補うために、試験の2か月前から使うのがおすすめです。
宅建の独学テキストの選び方
宅建のテキストは、受験する年度の最新版で、自分が「読みやすい」と感じる1冊を選びましょう。
書店の宅建コーナーには、イラスト中心のもの、マンガ形式のもの、動画講義がついたものなど、さまざまなタイプのテキストが並んでいます。
古い年度のテキストは法改正が反映されていないことがあるので、フリマアプリなどで買う場合は年度を必ず確認しましょう。
イラストが多く、語呂合わせで覚えやすいテキストとしては、ロングセラーの「らくらく宅建塾」シリーズがあります。
ほかのおすすめテキストは、宅建のおすすめテキストの記事で比べています。
宅建士の勉強は独学か通信講座か

ロードマップを進める方法には、独学と通信講座の2つがあります。

宅建の独学が向いている人
独学で宅建に合格しやすいのは、これまでに独学で資格を取ったことがあり、決めた予定を自分で守れるタイプの人です。
教材はテキスト、過去問題集、予想模試の3つがあれば足り、合計でも1万円前後に収まります。
ただし、質問できる相手がいないため、わからないところを自分で調べる時間がかかり、勉強時間が長くなりやすい点に注意が必要です。
宅建の通信講座が向いている人
通信講座を選ぶメリットが大きいのは、法律を学ぶのが初めての人と、仕事を続けながら1回で合格を決めたい人です。
講座のカリキュラムがそのままロードマップになるので、何をいつやるかで迷う時間がなくなります。
講師の講義で目と耳から理解でき、わからないところは質問できるのも大きなメリットです。
全コースで質問が回数無制限の講座としては、クレアールの宅建講座があります。
宅建の通信講座のおすすめ
宅建の通信講座は、講義の質と合格特典ならアガルート、見やすい教材ならフォーサイト、費用を抑えるならスタディングがおすすめです。
| 講座 | 受講料(税込) | 合格実績 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| アガルート | 54,780円〜 | 一発合格率77.01%(令和7年) | わかりやすい講義、合格で全額返金かお祝い金(フル) |
| フォーサイト | 59,800円〜 | 受講生合格率75.0%(2025年度) | フルカラーテキスト、質問無制限(バリューセット) |
| スタディング | 14,960円〜 | 合格者1,230名(2025年度) | スマホで完結、低価格 |
出典:各社公式サイト(2026年10月時点)
アガルートの入門カリキュラムは、知識ゼロから過去問10年分の解説、直前期の答練まで、ロードマップの全工程がそろっています。
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フォーサイトのテキストはフルカラーで要点がしぼられているので、インプットの1周目を短い期間で終わらせたい人に合っています。
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アガルートの講座内容は、アガルート宅建講座の評判口コミでくわしく解説しています。
始める時期別の宅建ロードマップ

ロードマップは、勉強を始める時期や、これまでの学習経験によって少しずつ変わります。
宅建の試験直後から来年に向けて始める人
宅建の試験直後の10〜11月は、来年の合格に向けて勉強を始めるのにいちばん良い時期です。
試験まで約1年あるので、1日1時間ほどの勉強でも、過去問を3周以上くり返す時間を取れます。
多くの通信講座では、秋から翌年合格目標の講座の販売が始まり、早く始めた人ほど講義をゆっくり消化できます。
アガルートでは2027年合格目標の講座がすでに始まっていて、2026年12月21日までは全講座5%OFFのクーポンも使えます。
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宅建に落ちて来年もう一度受ける人
今年の試験で届かなかった人は、点数と苦手分野を確かめてから、来年のロードマップを立て直しましょう。
合格点まであと数点だった人は、苦手分野の過去問と直前期の対策を強化するだけで合格をねらえます。
10点以上足りなかった人は、勉強法そのものを見直し、通信講座の利用も検討するのがおすすめです。
再受験の進め方は、宅建に落ちたときの再受験の記事で解説しています。
宅建の勉強を春や夏から始める人
春や夏から始める場合は、1日の勉強時間を増やし、出題数の多い科目に集中するのがポイントです。
4月から始めるなら1日約2時間、7月から始めるなら1日3時間以上が目安になります。
時間が限られる場合は、宅建業法と権利関係の頻出論点を優先し、税・その他は過去問で出た論点だけにしぼりましょう。
宅建の勉強で挫折しないコツ
ロードマップを立てても、途中で勉強が止まってしまう人は少なくありません。
ここでは、最後まで続けるためのコツを紹介します。
宅建の勉強は完璧を求めずに先へ進む
宅建の1周目は、わからないところがあっても止まらずに、最後まで進めることが大切です。
1周目で完璧に理解しようとすると、民法の途中で手が止まってしまいがちです。
2周目、3周目で過去問を解くうちに理解が深まるので、まずは全体を通して読むことを優先しましょう。
宅建の勉強は毎日同じ時間に少しずつ続ける
宅建の勉強は、1日に長時間やるより、毎日同じ時間に少しずつ続けるほうが定着しやすくなります。
朝の30分や寝る前の30分など、生活の中に勉強の時間を組み込むと、習慣になりやすくなります。
忙しい日でも、一問一答を5問だけ解くなど、ゼロの日を作らない工夫がおすすめです。
宅建の勉強は模試やサポートで現在地を確かめる
一人で勉強していると、自分が合格ラインに近づいているのかがわからず、不安になりがちです。
夏の公開模試を受けると、全国の受験生の中での位置がわかり、残りの期間でやるべきことが見えてきます。
通信講座の質問サービスやスケジュール管理の機能を使えば、迷ったときに相談できる相手ができます。
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宅建士試験は簡単なのか

インターネットでは「宅建は簡単」という声を見かけることがあります。
宅建は簡単という口コミを信じすぎない
宅建試験の合格率は毎年15〜19%前後で、受験者の8割以上が不合格になっている試験です。
受験資格がなく、準備が足りないまま受ける人も含まれるので、合格率だけで難しさは判断できません。
ただ、300〜400時間の勉強が必要な試験であることは確かで、「勉強しなくても受かる」試験ではありません。
正しい順番で必要な時間をかければ、法律が初めての人でも十分に合格できる試験だと考えましょう。
宅建試験の合格後の流れ

宅建試験に合格したあと、宅建士として働くまでにはいくつかの手続きがあります。
宅建に合格したあとに次に目指す資格は、宅建士と相性が良いダブルライセンスで目的別に紹介しています。

宅建士の資格登録の条件
宅建士の資格登録には、宅建業の実務経験が2年以上あるか、登録実務講習を修了していることが必要です。
実務経験が2年に満たない人は、国土交通大臣の登録を受けた機関が行う登録実務講習を修了すると、登録の条件を満たせます。
登録は、受験した試験地の都道府県の窓口で申請します。
登録の手続きや費用は、宅建士合格後の流れと登録手続きの記事でくわしく解説しています。
宅建士として働く場面
宅建士の資格は、不動産会社のほか、金融機関や建設業、一般企業の総務・法務部門などでも活かせます。
不動産会社では、重要事項の説明など宅建士にしかできない業務を担当できます。
宅建の知識は、行政書士やマンション管理士などのダブルライセンスにもつながります。
宅建士のロードマップに関するよくある質問
宅建士のゼロから合格までのロードマップまとめ
宅建試験は、受験資格がなく誰でも挑戦できる一方で、合格率は18.7%の試験です。
初めての人は300〜400時間の勉強が目安で、試験の約1年前から始めれば1日1時間ほどで合格をめざせます。
宅建の合格までのロードマップは、
・受験する年と勉強法を決め、教材をそろえる
・宅建業法→権利関係→法令上の制限→税・その他の順に1周する
・分野別の過去問をくり返し、7月に受験を申し込む
・年度別の過去問と模試で仕上げる
の4つが基本です。

何かを始めるのに、早すぎることも遅すぎることもありません。今日このロードマップを開いたことが、合格への最初の一歩です。自分に合った進め方を決めて、来年の合格をめざしましょう。
講座でロードマップをそのまま進めたい人は、アガルートの無料体験から始めてみましょう。
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