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【2026年】司法書士の本当の難易度と合格率を専門家が解説【難しすぎる】

shihoushosi-kouryaku 司法書士

2026年度の司法書士試験おつかれさまでした!
解答速報や他の受験生の手応え(難易度)などは下記のページで紹介しています。

https://kansyuu.sitecreation.co.jp/qualification/shihoushoshi-2022siken/

こんにちは!ひのです。

司法書士になるためには、司法書士試験に合格することが必須になってきます。司法書士試験について、みなさんはどんなイメージ、知識を持っていますか?

【司法書士試験のイメージ】
・なんとなく難しそう…
・何千時間も勉強しないと合格できないのでは?
・合格するのは難関大学の法学部出身の人だけでは?

このようにさまざまだと思います。

この記事では、みなさんの司法書士試験に対する「ぼんやりとしたイメージ」を「確かな知識」にすべく、司法書士試験について徹底的に解説していきます!

この記事を読めば、

そもそも司法書士試験についてあまり知らないからどんな勉強をしていいかわからない。どんな勉強をどれくらいすればいいの!

こんな状態から、

司法書士試験について理解した!あとは合格に向けてひたすら勉強を頑張るだけよ!

を目指せたらと思います。

まずいきなり結論から申しますと、司法書士試験の合格率は例年4~5%台(令和7年度=5.21%)の超難関試験です。しかし、正しい勉強方法で進めていければ、合格へ近づくことが出来るのも確かです。

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ぜひ、最後までお付き合いください。

この記事の執筆者の信頼性

ひの
ひの

ひのブログ司法書士部門執筆者:ひの(社会保険労務士、FP2級資格保有)

僕はひのと言います。

【主な保有資格】
社会保険労務士(全国社会保険労務士会連合会 登録)
ファイナンシャルプランナー2級(日本FP協会 登録)

3度の社労士試験受験、2年半の試験勉強を経て令和元年度社労士試験で合格しました。長きにわたる士業の受験勉強を経験し、試験で抑えるべきツボと、必要な対策は理解しています。

苦労して掴んだ士業の合格者として、司法書士試験についてどういった試験なのかを見ながら試験の全容を解明していきたいと思います。

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司法書士試験の概要

司法書士試験ってどんな試験?

まず、司法書士試験の基本情報について解説していきます。これから挑戦する試験なので押さえておきましょう。

司法書士試験 日程

司法書士試験の筆記試験は、以下の日程で年に1回実施されます。

【司法書士筆記試験の日程】
日程:7月の第1日曜日(令和8年度は2026年7月5日)

午前の部と午後の部に分かれており、ほぼ一日中試験を受けます。

ひの
ひの

試験本番のためにも、普段から長時間勉強することになれておくことが大切です!

そして、筆記試験の合格者を対象とした「口述試験」というものが実施されます。

【司法書士口述試験の日程】
日程:10月の中旬から下旬に実施

この2つをクリアすることで合格となります。

司法書士試験の申込方法

続いて、司法書士試験の申込方法です。

申込方法については、1つ注意点があります。それは、「司法書士試験の申込期間はきわめてに短い」ということです。例年5月初旬頃から申込期間が始まりますが、5月中旬には終了してしまうので、わずか10日間ほどしかありません。

司法書士試験の申込方法は、2つあります。

【司法書士試験の申込方法】
①全国の法務局の窓口で直接願書を入手・提出する
②郵送で願書を入手・提出する

法務局の窓口で提出する方は、窓口の空いている時間等に注意して、余裕を持って願書を入手・提出するようにしてください。お近くに法務局がある方は直接持ち込みも検討してください!

ちなみに、司法書士試験の受験料は8,000円です。

司法書士試験 受験資格

司法書士試験に受験資格の基準はありません。

ひの
ひの

極端な話、中学生や定年を超えたおじいちゃんやおばあちゃんでも、合格するまで「何度でも」受けることができます。

社労士試験などでは大卒以上などの受験資格があるので、受験資格の基準が無いのは良いですね。

司法書士試験 出題科目(形式)・配点

司法書士試験は、出題科目や配点、問題数など、いろいろと複雑です。しかも、試験は午前の部と午後の部で分かれており、それも司法書士試験の情報を複雑にしている要因の一つです。

それらの情報をわかりやすく整理した表があるので、コチラをご覧ください。

【試験時間】
午前の部:9:30~11:30
午後の部:13:00~16:00

【試験形式】
午前の部:択一式
午後の部:択一式、記述式

【試験科目】
①午前の部
⇒民法(20問)、商法会社法(9問)、憲法(3問)、刑法(3問)
②午後の部(択一式)
⇒不動産登記法(16問)、商業登記法(8問)、民事訴訟法(5問)、民事執行法(1問)、民事保全法(1問)、供託法(3問)、司法書士法(1問)
③午後の部(記述式)
⇒不動産登記法(1問)、商業登記法(1問)

【配点】
①午前の部:105点
②午後の部(択一式):105点
③午後の部(記述式):140点

ひの
ひの

科目数が多いですよね…。しかし、出題数や配点に応じて勉強量は異なります。配点の大きい択一式の科目、特に民法や不動産登記法を重点的に勉強する必要があります。

司法書士試験 合格基準

まず、第一関門の筆記試験の合格基準について解説します。前提として、司法書士試験の評価方法は「相対評価」です。

常に明確な合格基準が設定される「絶対評価」の行政書士試験などとは異なります。また、相対評価の基準は、3つあります。それは以下の3つです。

【相対評価の3つの基準】
・午前の部(択一式)
・午後の部(択一式)
・午後の部(記述式)

これら3つ全てにおいて、相対評価された上で、合否が判定されます。

ひの
ひの

例えば、総合では圧倒的な点数を取れていたとしても、記述式の点数が極端に低くて基準点を満たすことができなければ、不合格になります。つまり、司法書士試験は、色んな科目を満遍なく、バランスよく得点することが大切になる試験です。

第2関門の「口述試験」については、合格基準等は発表されていません。

しかし、司法書士試験の口述試験は、ほぼ合格率100%の試験です。

筆記試験を突破するほどの実力がある人なら、聞かれたことに対して真正面から答えることが出来れば合格できます。

司法書士試験の合格発表

7月に実施される筆記試験の合格発表は、9月末から10月初旬に行われます。口述試験が10月中旬に行われることを考えると、口述試験対策は慌ただしくなりそうですね。

口述試験の合格発表、つまり司法書士試験の最終合格発表は、11月初旬です。

ひの
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ここからは、難易度や合格率、対策方法などについて解説していきます!

【難しすぎる】司法書士試験の合格率と難易度

合格率ってどれくらい?本当に難しいの?

ここでは、司法書士試験の難易度について解説していきます。

司法書士試験の合格率

士業試験の難易度を語る上で、合格率は欠かせません。

ひの
ひの

ズバリ、司法書士試験の合格率は、例年4~5%台です(令和7年度は5.21%)。

え!?そんなに低いの!?その合格率なら一生懸命勉強しても意味ないんじゃないの…?難関大学の法学部出身者くらいしか合格できないのかな

ひの
ひの

そこまで心配する必要はありません。ろくな勉強もしてないのにとりあえず受験している人や、練習として受験する人、資格浪人前提で受験する人などもたくさんいるので、実質的な合格率はもっと高いと思います!

そのような人を除くと、まじめに勉強して試験に臨む場合の合格率は以下くらいかと勝手に思っています。

本気で対策している受験生に絞れば、体感の合格率はもう少し高い印象です

とはいえ、合格率5%前後の超難関国家資格であることに変わりはありません。しっかり対策をしたうえで試験に臨めば合格が見えてきます。

【データで見る】司法書士試験 合格率の推移(直近4年)

「3~4%」というイメージが先行しがちですが、法務省の公表データで直近を確認すると、司法書士試験の合格率は例年5%前後で安定しています。

令和2年度以降は一度も5%を下回っていません。

年度受験者数合格者数合格率
令和7年度(2025)14,418人751人5.21%
令和6年度(2024)13,960人737人5.3%
令和5年度(2023)13,372人695人5.2%
令和4年度(2022)12,727人660人5.2%
出典:法務省 司法書士試験データ
司法書士試験 受験者数・合格率の推移(令和4~7年度)
ひの
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相対評価の試験なので、毎年このくらいの合格率に落ち着きます。だからこそ「上位5%に入る」イメージで対策するのが大事です。

なお、試験当日の『解答速報・各予備校の合格基準点予想』は別ページでまとめています。受験後はあわせてご確認ください。

他士業と比較した司法書士の難易度

では司法書士試験の難易度を具体的に知るために、他の士業試験と比較してみましょう。以下に他の代表的な士業の合格率を載せてみます。

【各士業の合格率(最新実施年度)】
・司法書士:約5%(令和7年度 5.21%)
・弁護士(司法試験予備試験):約3~4%
・弁理士:約6~7%
・税理士:約15~20%(科目合格制)
・社労士:約5~7%(令和7年度 5.5%)
・行政書士:約10~15%(令和7年度 14.54%)

こうしてみると、司法書士試験は司法試験予備試験と並ぶほどの難易度の高い試験だということがわかります。

ひの
ひの

司法書士試験は他の士業試験と比較しても、かなり難易度の高い方です。

司法書士試験を大学・偏差値で例えると?

合格率だけだとイメージしづらいので、各士業を「大学受験の偏差値」に置き換えてざっくり比較してみます。(※偏差値は公式のものではなく、各種情報をもとに当サイトが独自に判断した目安です)

資格偏差値の目安大学イメージ
宅建士52~55日東駒専クラス
行政書士58~62MARCH・関関同立クラス
社労士60~65難関国公立・上位私大
司法書士68~71(←ココ)旧帝大・早慶上位クラス
税理士68~71旧帝大・早慶上位クラス
弁護士(司法試験)75~77東大・京大トップ層
※偏差値は当サイトの独自推定の目安です。
ひの
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司法書士は偏差値68~71が目安。社労士(60~65)を取った僕から見ても、ひとつ上の『別格』ゾーンです。資格情報サイトによっては偏差値76(東大・京大級)と評価されることもあるほどで、いずれにせよ最難関クラスなのは間違いありません。

司法書士試験が『難しすぎる』と言われる4つの理由

合格率5%という数字以上に、司法書士試験には「難関」と言われる構造的な理由があります。大きく分けて次の4つです。

【難しすぎる4つの理由】
①出題範囲が11科目と圧倒的に広い
②『相対評価』で毎年ボーダーが変動する
③3つの『足切り(基準点)』を全てクリアする必要がある
④記述式の配点が令和6年から倍増(70→140点)し、総合力勝負になった

とくに見落とされがちなのが③の「足切り(基準点)」です。

司法書士試験は「午前の択一式」「午後の択一式」「午後の記述式」の3区分それぞれに基準点が設けられ、1つでも下回ると、他がどれだけ高得点でも即不合格になります。

しかも採点は段階式です。

まず午前・午後の択一式が採点され、その両方で基準点を超えた人だけ、記述式を採点してもらえます。つまり択一でつまずくと、記述は採点すらされません。

ひの
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「全科目そこそこ」では受からず、「苦手科目を作らない」ことが何より大事。1つの穴で1年が終わる、本当にシビアな試験が司法書士試験なのです。

司法書士試験の合格基準点・合格点の推移(直近5年)

実際の基準点と合格点(いずれも法務省公表)を並べると、年度ごとの変動と、近年の「上乗せ点」上昇傾向が見えてきます。

年度午前(105)午後(105)記述総合上乗せ点
令和7(2025)787270.0255.035.0
令和6(2024)787283.0267.034.0
令和5(2023)787530.5211.027.5
令和4(2022)817535.0216.525.5
令和3(2021)816634.0208.527.5
※令和6年度から記述式が70点→140点に変更(総合350点満点)。令和5年度以前は総合280点満点。出典:法務省
ひの
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基準点をクリアしても、そこからさらに30〜35点ほどの「上乗せ点」が必要。この上乗せ点が近年じわじわ上がっていて、択一・記述ともに高水準が求められています。

司法書士試験、合格者のリアル(年齢や受験回数)

「何歳でも・何回でも挑戦できる」のが司法書士試験。

実際の合格者データを見てみましょう。

項目データ(令和7年度ほか)
合格者の平均年齢42.05歳
年代の中心30〜40代で約6割
最年少・最年長17歳・74歳
平均受験回数3〜4回(3回以内の合格が半数超)
合格点(得点率)350点満点中255.0点(約73%)
出典:法務省・各予備校 合格者アンケート
ひの
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平均年齢は40代。働きながら、子育てしながら合格している人がたくさんいます。社労士に3回目で受かった僕が言うのもなんですが、「一発合格じゃないと無理」なんてことは全くありません。

最難関だからこそ「正しく対策できる環境」が合否を分けます。

独学での合格は全体の0.1%とも言われる司法書士試験。当サイトのイチオシは、本試験カバー率に定評のあるアガルート司法書士講座です。受講生の合格率は28.6%(令和7年度・全国平均の約5.5倍)と実績も抜群。まずは無料の資料請求・サンプル講義から、自分に合うかを確かめてみてください。

司法書士試験合格に必要な勉強時間は?

司法書士試験は超難関試験だということが分かってきました。では、司法書士試験に合格するには、どれくらい勉強時間を確保する必要があるのでしょうか?

一般的には、司法書士試験の合格に必要な勉強時間は「約3,000時間」と言われています。これは1日3時間の勉強を続けても、達成までに約2年半かかる計算です。働きながら目指す人にとっては、かなりの長期戦になります。

なぜこれほどの時間が必要かというと、司法書士試験は11科目すべてを満遍なく仕上げる必要があるから。1科目でも穴があると足切りで不合格になるため、「広く・深く・抜けなく」という、もっとも時間のかかる仕上げ方が求められるのです。

ひの
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ただし、3,000時間はあくまで目安。法律学習の経験や、通信講座でどれだけ効率化できるかで必要時間は大きく変わり、実際に1,000時間台で一発合格する社会人もいます。「時間の絶対量」より「正しいやり方で、毎日続けられるか」が合否を分けます。

では具体的に司法書士試験を攻略する方法について解説していきます!

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【目安】学習期間別・1日の勉強時間モデル

合格までの目安「約3,000時間」を、学習期間ごとに1日あたりに割り戻すと次のようになります。自分の生活に合うペースを選ぶ目安にしてください。

学習期間1日の勉強時間の目安こんな人向け
約1年6〜8時間学習に専念できる人
約1年半5〜6時間時間を多く確保できる学生・専業
約2年約4時間働きながらの王道ペース
約3年2.5〜3時間多忙な社会人
※3,000時間はあくまで目安。1,000時間台で合格する人もいます。
ひの
ひの

大事なのは総時間より「毎日続けること」。短時間でも毎日触れて、忘れる前に積み直す。ミルフィーユのように薄く何層も重ねるイメージです。

司法書士試験の具体的な勉強方法

司法書士試験に合格することなんてできるのかな…対策方法があるなら教えて欲しい…!

さてここからは、司法書士試験に合格するために、具体的な勉強方法について見ていきたいと思います。

司法書士は独学と通信講座、どっちで対策する?

司法書士の勉強法は大きく「独学」「通信講座」「通学」の3つ。

社会人・学生には通学はハードルが高いため、ここでは独学と通信講座を比較します。

比較項目独学通信講座
費用約1〜3万円(安い)約10〜30万円
学習効率自分次第(遠回りしがち)カリキュラムで最短ルート
法改正対応自分で情報収集自動で最新対応
記述式対策独学では難しい添削・演習で対策可
挫折しやすさ孤独で挫折しやすい質問・サポートで継続しやすい
向いている人法律学習の経験者初学者・確実に合格したい人
※独学合格は全体のごく一部(0.1%とも)と言われます。
ひの
ひの

僕は社労士を独学で受けて2回落ちました。3回目に通信講座へ切り替えて合格。遠回りした経験から言うと、難関ほど「正しい道順を示してくれる環境」への投資はムダになりません。

司法書士試験勉強で通信講座をおすすめするメリットについては、下のページを参考にしてみてください。

科目別の出題数・配点と学習優先度

司法書士試験は科目数が多く、11科目すべてを同じ熱量で勉強するのは非効率です。出題数の多い「メイン科目」から固めるのが鉄則です。

科目別の学習優先度をまとめました。

科目出題数形式優先度
民法20問午前・択一★★★ 最優先
不動産登記法16問+記述1午後・択一+記述★★★ 最優先
商業登記法8問+記述1午後・択一+記述★★ 重要
商法・会社法9問午前・択一★★ 重要
民事訴訟法5問午後・択一★ 標準
憲法3問午前・択一★ 標準
刑法3問午前・択一★ 標準
供託法3問午後・択一★ 標準
民執法・民保法・書士法各1問午後・択一基礎のみ
※出題数は近年の標準的な構成。
ひの
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民法・不動産登記法・商業登記法の3科目だけで全体の約7割。ここを得点源にできるかで合否が決まります。

司法書士対策をする上で重要な3つのポイント

そして、独学勉強にも通信講座にも共通する、「司法書士試験対策をする上で重要なポイント」を紹介します。

それが以下の3つです。

【司法書士試験対策の3つのポイント】
①過去問を最大限に活用する
②試験本番から逆算して計画的に勉強する
③最初から100%理解しようとしない

過去問は、難しそうだし最終確認で使えばいいや。

これは、司法書士試験でもっとも多い失敗パターンです。

過去問は「最後の力試し」ではなく、学習の最初から使い倒す『地図』。出題のクセ・問われ方・頻出論点が全部詰まっているので、テキストと並行して早い段階から回すのが合格者の王道です。

具体的には、同じ過去問を3周以上。

ひの
ひの

1周目は答え合わせ中心、2周目で根拠を言えるように、3周目でスピードを意識。と段階を分けると定着が一気に進みます。

【過去問から得られるもの】
・試験では何がどのような形で問われるのか?
・試験で重要だと考えられていることは何か?
・合格に必要な知識

過去問は試験の最終確認だけでなく、以下の効果が期待できます。

【過去問学習で得られる効果】
・最初に過去問に目を通してゴールを意識できる
・演習問題として普段の勉強から活用できる
・時間を測って本番通りに解く練習ができる

このように、過去問が司法書士試験のベンチマークになっていきます。

司法書士試験はとにかく科目が多い試験です。重要な科目を優先的に多く勉強したりするなど、計画的に学習を進めることが大切です。

本番から逆算して月や週ごとに具体的な計画を立てることが理想ですが、その際は自分で立てた計画に固執しすぎないように注意しましょう!

法律は非常に難解で、一度に全てを理解するのは難しいです。なので、何度も繰り返し勉強することで定着させるという「積み上げ式の勉強」が大切です。

ひの
ひの

ミルフィーユのように何重にも薄く積み上げて、最終的には厚い生地を作り上げていくイメージです!

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【1年合格モデル】月別の学習スケジュール

「結局、何月に何をやればいいの?」がいちばん迷うところ。

約3,000時間を1年で割り振った、合格者に多い王道モデルを示します。働きながらの方は、これを1.5〜2年に引き伸ばすイメージでOKです。

時期メインの学習到達目標
1〜3ヶ月目民法・不動産登記法の基礎インプット2大主要科目の土台づくり
4〜6ヶ月目商業登記法・会社法+憲法・刑法午前科目をひと通り
7〜9ヶ月目民訴・民執・民保・供託・書士法+過去問開始全科目を一周
10〜12ヶ月目記述式対策を本格化+過去問反復択一7割・記述の型を習得
直前2〜3ヶ月模試・答練・法改正・総復習本番想定で得点を仕上げる
※あくまで目安。学習開始時期や生活に合わせて調整してください。
ひの
ひの

ポイントは「民法・不動産登記法を最初に厚く」やること。配点が大きく、後半の理解の土台にもなります。記述対策は早すぎず遅すぎず、択一の基礎が固まった後半からで間に合います。

【合格後】司法書士の仕事内容・年収・将来性

合格したらどんな仕事でいくら稼げる?

せっかく最難関を突破するなら、合格後のリアルも気になりますよね。

ここでは司法書士の仕事内容・年収・将来性をデータでまとめます。

司法書士の主な仕事内容

司法書士は、暮らしと法律をつなぐ「身近な法律家」。なかでも登記は司法書士の独占業務です。

【司法書士の主な業務】
・不動産登記(売買・相続・抵当権など)
・商業登記(会社設立・役員変更など)
・裁判所・法務局・検察庁に提出する書類作成
・供託手続きの代理
・成年後見・相続・遺言のサポート
・(認定司法書士)140万円以下の簡裁訴訟代理

司法書士の年収

司法書士の年収は「勤務か開業か」で大きく変わります。公的データで見てみましょう。

区分年収の目安備考
全体の平均年収約765万円厚労省 令和6年賃金構造基本統計調査(開業含む)
勤務司法書士(中央値)400〜500万円第2回司法書士全国調査
開業司法書士平均売上 約1,683万円売上ベース(経費前)。年商1,000万超が3人に1人以上
出典:厚生労働省/日本司法書士会連合会 調査
ひの
ひの

まずは事務所勤務で実務経験を積み、独立して収入を青天井に。というのが王道ルート。勤務でも安定して400〜600万円台が狙え、独立すれば努力次第で大きく伸ばせます。

司法書士の将来性

「AIで登記業務が消えるのでは?」

という声もありますが、悲観は不要です。

2024年4月から相続登記が義務化され、登記需要はむしろ増加。高齢化を背景に相続・成年後見のニーズも拡大しています。

独占業務をもつ国家資格という強みは、これからも揺らぎません。

ひの
ひの

資格を取るというのは、人生の選択肢を増やすこと。「いつでも独立できる」というカードを持てるのは、司法書士の大きな魅力です。

よくある質問(FAQ)

司法書士試験のよくある質問

Q. 司法書士試験の合格率はどのくらいですか?
A. 司法書士試験の合格率は例年4〜5%台と非常に低く、難関資格の一つです。令和6年(2024年)度の合格率は5.3%でした。合格に必要な学習時間は一般的に3,000時間以上とされており、計画的な長期学習が不可欠です。

Q. 司法書士試験はなぜ難しいのですか?
A. 司法書士試験が難しい主な理由は、①出題範囲が非常に広い(民法・不動産登記法・商業登記法など多数)、②午前・午後それぞれに基準点(足切り)が設けられている、③記述式問題の精度が求められる点です。各科目をバランスよく得点する必要があり、一つでも基準点を下回ると不合格になります。

Q. 司法書士試験は働きながらでも合格できますか?
A. 可能です。合格者の平均年齢は約42歳で、30〜40代が約6割を占めます。働きながら2〜3年かけて合格する人が多数派で、1日2.5〜4時間の学習を継続できるかが鍵になります。

Q. 司法書士試験の合格に必要な勉強時間は?
A. 一般的に約3,000時間が目安です。1日3時間でも約2年半かかる計算ですが、法律学習の経験や通信講座での効率化により、1,000時間台で合格する人もいます。

Q. 司法書士は独学でも合格できますか?
A. 不可能ではありませんが、独学合格は全体のごく一部(0.1%とも)です。出題範囲が広く法改正対応や記述対策も必要なため、通信講座を活用して効率的に進めるのが現実的です。

Q. 司法書士の年収はどのくらいですか?
A. 厚労省の令和6年調査では平均約765万円(開業含む)です。勤務司法書士は中央値400〜500万円、開業は平均売上1,683万円と、働き方によって大きく異なります。

Q. 司法書士と行政書士はどちらが難しいですか?
A. 司法書士です。合格率は司法書士が約5%、行政書士が約14%(令和7年度)。試験科目数も司法書士が多く、必要な勉強時間も約3,000時間と長めです。

【難しすぎる】司法書士の難易度、合格率まとめ

司法書士試験についてみてきました。司法書士試験というターゲットの正体はある程度みえてきたかと思います。

ターゲットはなかなかの強者ですが、ターゲットに向かって確実に合格するための準備をしていきましょう。

司法書士試験は、合格率約5%・偏差値68〜71という正真正銘の最難関資格です。

けれど受験資格は不問で、年齢も学歴も関係ありません。平均年齢42歳、働きながら、子育てしながら合格している人が毎年700人以上います。

正しい順序で、正しい量を、コツコツ積み上げれば、合格は必ず見えてきます。ひとつひとつ積み上げながら、司法書士試験、一緒に頑張っていきましょう!

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