こんにちは。ひのです。
社会保険労務士試験に合格して、さあ、これから開業も視野に入れて頑張るぞと思ったけれども、具体的に何を頑張れば良いのかわからない・・・
そういう思いの方もいらっしゃることとおもいます。

かくいう僕も合格後はどうしたら良いのかわからず、とにかく実務経験を積もうとただただがむしゃらに突き進んでいました。
そんな時にたまたまKindleのサイトで見かけた本が激烈に面白かったので、ご紹介致します。
この本を読み終わった一番の感想は、
・社労士ってやっぱり人に寄り添うことができる良い資格だなぁ
・自分も開業したい!
ということでした。あぁ、本当にいい刺激になりました。これからもますます勉強したいと意欲が湧きました。
以下この本の概要と魅力について解説していきたいと思います。
ちなみに私はKindleで購入しました。電子書籍に抵抗がない方はKindle版をどうぞ。スマホでも読めますよ。

Kindleのおすすめ記事はこちらです。
これから社労士試験の合格を目指すかたは、ぜひ通信講座の活用をご検討ください。
・社労士人気ナンバーワン
⇒『フォーサイトの社労士講座』
・驚異の社労士本試験カバー率、合格率ナンバーワン
⇒『アガルートの社労士講座』
・満点を目指さず合格を目指す「非常識合格法」
⇒『クレアール社労士講座』
関連記事:社労士おすすめの通信講座比較!評判と実力を現役社労士が解説
この記事の執筆者の信頼性

私はひのといいます。
【主な保有資格】
社会保険労務士(全国社会保険労務士会連合会 登録)
ファイナンシャルプランナー2級(日本FP協会 登録)
私は妻1人(当たり前)・娘1人(現在3歳)を持つ3人家族の夫兼父の30代会社員「ひの」といいます。
どちらかというと技術色の強い業種のサラリーマンです。
そんな私ですが、いろんな経緯を経て「令和元年度社会保険労務士試験」に合格することができました。
現在は同じ会社の総務部門で社会保険労務士試験合格者として勤務しています(勤務社労士ではない)。今は社会保険労務士試験の勉強で培った知識を活か
著者のプロフィール

この本は7名の社労士の方がそれぞれの専門分野を執筆する共著の形をとっています。代表で編著者のプロフィールをご紹介いたします。
小岩広宣氏(特定社会保険労務士)
2002年に社労士として独立開業し、人材派遣や非正規雇用を得意分野とする社労士さん。トヨタ自動車などで派遣法や労働契約法の実務対応やコンプライアンス対策のための講師を務めておられます。
本の構成

この本は以下のような構成をとっています。これらそれぞれの業務について、それぞれの専門分野で活躍する社労士が担当して執筆しています。
章ごとの構成としては、
【章ごとの構成】
①その業務の現状
②業務の流れと実務上の注意点
③その業務の営業方法
④その業務の今後の展望
という流れで概ねどの章も進みます。

著者の方の体験談を語りつつ、コツを教えてくれるような書き方なので読み物としても大変面白いです!
この本のおすすめポイント

私がこの本を読んで、面白い!よかった!と思ったポイントは次の3点です。
著者の社労士としての誇りに刺激をもらえる
これは本当に良かったです。
僕も社労士が行う業務について熱い思いを持っているつもりでしたが、現役で活躍されている方がたから、社労士の仕事は社会に必要な重要な仕事なんだ!という超熱い思いを、本の記載の端々から読み取ることができてとても刺激になりました。
特に感じたところが、第5章の「就業規則作成業務」の中で、労使紛争において、社労士と弁護士が競合していくことが予想されるという記述の中で、
社労士は法廷に立てません。代理人として相手方と示談することもできません。弁護士のように最初から最後まで依頼者の代理人にはなれないのです。紛争において、弁護士のように依頼者の権利のために戦うには無理があります。「社労士は弁護士ではない」のです。
(中略)
ここで重要なことは、社労士は弁護士のやり方を指向するのではなく、「社労士は弁護士にはない仕事の進め方」を考えていくことです。
(中略)
経営者は、労使紛争の裁判に勝つことを考えて経営をしているのではありません。労使紛争等が起こらないことが本来の目的のはずです。もっと言えば、揉めないことを目的としているのではなく、みんなが心を一つに力を合わせる組織、幸せな良いチームを作ることを目的としているのです。
裁判で勝つことが目的なら、活躍のフィールドは法廷になりますが、幸せな良いチームを作ることを目的なら活躍のフィールドは(略)無数にあります。
この文章に僕は「社労士としての真髄」を見たような気がしました。これこそが社労士に求められている果たすべき役割であり、社労士にしかできないことだと。

社労士ってやっぱり素敵な資格だなと改めて思いました。
開業社労士の業務の概観が掴める
社労士試験で社労士がなんとなく何をやっているというのもある程度理解していたつもりでしたが「派遣事業許可申請」や「介護事業指定申請業務」などは全く知りませんでした。
また、その他のなんとなく知っていた業務についても、実務の流れがどのように行われているのかを知ることができたので、自分が興味のある分野がなんとなくつかめてきますし、社労士の役割もより具体的に理解できて参考になりました。
開業する際の一番の悩みである営業方法のリアルな話で参考になる
開業をしようと思った時に一番不安なのは自分に顧客がつくように営業ができるのかどうかではないですか?
社労士は人事関係上がりの方が多いためか営業力が弱いとよく言われますが、ネットなどを見ていても営業を不安に思われている方も多いですよね。

そういう自分も営業には全く自信がありません。
この本には、それぞれの業務ごとにどのように営業を進めていけば契約に結び付けられるのかというコツが体験談的に語られています。
こういった、先輩からのアドバイスは直接聞く機会がなかなかないですから本などで情報が得られるのはいいですね。
共著で7名の社労士さんの話が聞けるので尚更いいですね。
ここで一つ本の中の文を引用させていただきます。
私は創業してすぐの頃、地域で一番の司法書士の先生に、こんなアドバイスをいただきました。
「開業のお知らせを知り合いに出してみなさい。知り合いばかりに出すのだから、普通はなんらかの依頼がある。でもそれで依頼がないのであれば、あなたの生き方を根本的に変えないと、社労士としては成功しないよ。」
営業方法の小手先のコツなんかより、人間的に人から頼りにされる人間になれということですね。

一番難しいかもしれません。
みんなの口コミ・評判

私のレビューだけだと主観的な意見だけになってしまうので、口コミも紹介させていただきます。
社労士業務について、網羅的に記載されていて、とてもわかりやすかったです。それぞれの専門分野について、担当制で執筆されているところも好感が持てました。
今後、社労士業務のコンテンツを増やしたい方にオススメの一品です。(引用:Amazonレビュー)
駆け出し社会保険労務士さんのための、なんてありましたので、もっと軽い読み物程度かと思っていましたが、かなりしっかりした内容のものになっていると思いました。
私は現在社労士事務所で働いており、社労士試験に合格し、ある程度の顧問先の見込みがついたら独立したいと思っているので、これからの自分の方向付けに役たちそうです。(引用:Amazonレビュー)
開業社労士の「営業」の実務書、開業社労士の「心構え」としての実務書として、良いと思います。
実際の書類提出方法、実際の相談対応の実務書ではほぼありません。また、この本を読んだことで、開業の厳しさを逆説的に感じるかもしれません。
(引用:Amazonレビュー)
まとめ
以上、「駆け出し社会保険労務士さんのための実務の学校」をレビューさせていただきました。
・社労士開業に興味がある!
・開業社労士が具体的にどのような業務をしているのか知りたい!
・社労士になりたいと志した気持ちを具体化する方法を知りたい!
社労士試験に合格して、これから開業も視野に入れていて上記のような思いをもっている方には是非読んでいただきたいおすすめの1冊でした。



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